本日は暖かく風も弱いので外でランチを作って食べることに。久しぶりのアウトドアクッキングなのでどうせならチャレンジングなメニューが良い。REIのディパックに道具をパッキングし食材調達のため、まずはららぽーとのイトーヨーカドーに向かう。あれとそれと味の決めてのスパイスを購入し江戸川CRにIN。寅さん記念館方面に南下、軽い向かい風だがリオネルは軽快に進み水元公園に到着。園内の散策を開始すると河津桜を発見。既に見ごろも後半のためか葉っぱが混じっているが、グリーンのアクセントが効いていてピンク一辺倒より個人的には好ましい。河津桜以外に撮るべき花も見当たらないためカメラを構えた人達で桜の周辺は盛況だ。
小合溜の対岸にみさと公園を眺めながらお約束のメタセコイヤ森に向かう。柔らかい日差しが葉を落とした木々の間から差し込み寒々しさはない。おぉ～っと木蘭を発見。広い水元公園で1本だけ見つけました。近所の木蘭同様咲き始めている。木蘭の花びらは純白だが、その白さは半日程度しか保てないような気がする。咲いた次の日には既に花びらの先端が茶色くなっているからだ。そんな儚さも木蘭の魅力かもしれない。
キッチンはキャプテンスタッグのローアルミテーブルとPEAKS3月号おまけのエアークション。このおまけのクッションはなかなか使い勝手が良い。防水なので濡れた地面でも尻が濡れることがなく、薄めのクッションが胡座をかいて座るのにちょうど良い感じ。空気を抜いて丸めれば缶コーヒーのショート缶くらいの容量になってコンパクト。なにより汚れても気にならないのがおまけならでは。ネイビーの保冷バッグは「俺のミニマムパッキング」一式、レッドの保冷バッグは調達した食材を収納。水はエバニューのポリカーボネートカワセミボトルに600mlを持参。グラナイトギアのエアセルブロックMにはノンアルビール350mlを3本格納。調達した食材はイシイのお弁当ミートボール、カットレタス、GABANのチリパウダー。
今回はアルコールバーナーで飯を炊きます。炊飯はアウトドアクッキングのなかでも比較的難易度が高いものだが、それを火力調整が難しいアルコールバーナーで行うというチャレンジングな試み。コメはヨーカドーで購入した宮城県産のひとめぼれ1合無洗米。コメ1合をミニトランギアTR289に入れ、コフランのフォールドアカップになみなみ一杯の水を投入。フォールドアカップの水1杯がコメ1合の水加減となる、これで水加減で悩むことはなくなります。このまま放置し30分ほど吸水させる。
トランギアのアルコールバーナーに燃料アルコールを注ぐ。燃料アルコールはナルゲン広口ボトルに入れ漏れと気化を防いでいる。バーナーの周辺を手作りの防風で囲み、風の影響を極力排除する。
イシイのお弁当ミートボールを袋のうえから手で潰す。ミートソースのように細くするか、ミートボールの食感を残すかはお好みで。ミートボールをクッカーの上に置き、加熱を開始。最初の10分はとにかく強火、水蒸気が吹き出しても強火をキープすることがポイント。また、写真を撮った後ミートボールの袋がバーナーの熱で溶けそうだったのでアルミホイルで包む。レトルトカレーのパウチなどはそのままでOKだが、ビニールの場合は直接熱があたらないようにしましょう。
10分経過したら火力調整のフタを上の写真程度に絞り、弱火にする。弱火の状態を10分継続し、10分経過したら火からおろし逆さまの状態にして10分蒸らす。ミートボールは冷めないよう載っけたままとする。
10分蒸らしたらご飯の完成、固めに美味しく炊き上がりました。おさらいすると炊飯の全行程は1時間となる。吸水に30分、強火で10分、弱火で10分、蒸らしで10分。炊き上がったご飯は軽く混ぜカットレタスを敷き詰める。
レタスの上にミートソース状のミートボールをのせ、スライスチーズを手でちぎりトッピングする。
味の決めてのチリパウダーをどっさり振りかければ完成。イシイのお弁当ミートボールはお子様向け商品なのでかなり甘口。なのでチリパウダーは1瓶の1/5位振り込んでも良いと思う。まぁ～お好みで。ノンアルビールを添えてアウトドアランチの完成！料理の名前は、
イシイさん家のミートボールタコライス
完食、想像したより旨かった。反省点としてはご飯1合の場合、最後のほうでソースが足りなくなったのでミートボールは2袋用意したほうが良いかもしれない。また、スーパーで食材を調達し公園に直行したので今回はカットレタスを使用したが、自宅冷蔵庫にレタスがあり、事前の準備が可能なら5mm幅の千切りにしたほうが食感は良くなると思われる。また今回はノンアルビールをお供にしたが、一緒にスープや味噌汁などが欲しい場合、クッカーがひとつなので同時に汁物系を用意することができない。この辺まだ進化の余地が残っているようだ。
おしまい
