アンコラ MAFACブレーキレバー換装その1


え~とですね、アンコラのブレーキレバーをMAFACに交換するとブログに書いたのは2012年9月17日でした。3ヶ月が経過しやっと着手。私の欠点は決めてから実行に移すまでにタイムラグがあることなのだ。まずは最初の手順としてバーテープを剥ぎ取ったところ粘着テープが強力すぎて2012年12月24日にいったん挫折。本日作業を再開した。

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らせん状に張り付いたバーテープの残骸をケミカルを吹き付けつつスクレーパーでこそぎ落とす。しかしカーブの部分が難しく地金を削ってしまうし、テープも綺麗に剥がれない。右のハンドル部分をなんとか除去。くそ~2度とこのメーカーのバーテープは買わねえぞと誓うが、かなり前なのでメーカーを憶えていない。

なんとかハンドル両方の残骸を除去し終えるまでに2時間もかかってしまった。くそ~今度この状態となった場合はハンドルごと交換してやるうううう。それほど大変でした。

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しかし、この肉抜きされた美しいフォルムのMAFACを愛車アンコラに装着できるのであれば、いままでの苦労も報われるというものだ。なにしろこのフランス製のブレーキレバーは新品での購入は不可能で、デッドストックや中古品をオークションなどで入手するしか方法がないのだ。譲ってくれたN氏本当にありがとう。試しにヤフオクで検索してみるとゴム部分が劣化しひび割れているモノや、傷がついてサビが浮いているMAFACが結構な値段で取引されている。私のMAFACは見てのとおりほぼ新品状態!N氏の自転車に対する造詣の深さがここまで完璧な状態を維持できたのだと思う。

デフォルトで装着されていたDIA-COMPEのブレーキレバーをアーレンキーで外し、MAFACのブレーキレバーを取り付けようとしたがアーレンキーを入れる穴が無いことに気づく。

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左がMAFAC、右がDIA-COMPEのブレーキレバーの取り付けネジ部分。DIA-COMPEは自転車整備で一般的に利用されるアーレンキーのネジだがMAFACは6角ネジしかも9mm幅のようだ。さらにレバー内部の狭い部分にネジが切ってあるので一般的なスティック状のレンチが使用できないことが一目瞭然。くそ~ただでさえ9mm幅の6角ネジは少数派なのに(私の愛用しているドライバーセットは偶数幅のセット)、更に垂直方向にセットする6角レンチを用意しないとネジを回すことすらできない。くそ~MAFACさん勘弁してくださいよ~。

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更に衝撃の事実が発覚。右のDIA-COMPEのブレーキワイヤーのタイコを押さえるホール部分には切れ目が切ってあるが、左のMAFACには切れ目がない!切れ目にワイヤーを通せばタイコを簡単にセットできるが、切れ目が無いとなると?いや頭ではわかっていたんです。しかしその事実を認めたくないため10分ほど考えましたが、結論はひとつ、ブレーキワイヤーのタイコとは反対側からホールを通す必要があるのだ。つまりブレーキワイヤーを全ていったん外して、ホールを通過させ、再装着しなければならないのだ。MAFACはん、どえりゃ~めんどくしゃ~でかんわ~(なぜか名古屋弁)

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もう抵抗はしません。素直にMAFACはんに従います。
どうせブレーキワイヤーを再装着する必要があるのであれば、3年間交換していないので新品に交換する事に。自転車あさひで1本210円のブレーキワイヤーを2本購入(上部にあるポッチがタイコと呼ばれる部分です)。スーパービバホームで9mm幅の垂直方向の6角レンチ(350円)とワイヤーカッター(1,200円)を購入。ブレーキワイヤーのように細かい鉄線をよって作られているワイヤーを普通のニッパー等でカットすると切り口がばらばらになってしまうためワイヤーカッターは必需品らしい。自転車は生涯の趣味なので道具はケチらないことにした。

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買い物が済んだら、いつもの『福や』で味噌ラーメンの昼食を摂る。いや~相変わらず旨いっす!濃い目の味噌味にすりゴマと豚背脂が溶け込んでおりスープはとろみがつくくらい濃厚。そこにもやしとメンマがトッピングされ、細めのちぢれ麺との相性がバツグンに良い。ご馳走様でした、また来ます。

本日はここまで。愛車アンコラにMAFACが装着されるまでガンダーラ級の長い道のりになりそうだ。

おしまい