フリースタイルの必需品

あの頃はフリスビーの種目はたくさんあり、プレーヤーは一通りの種目にチャレンジするのが常識でした。
フリースタイル:フリスビーによる新体操のようなもので音楽に合わせスピンやキャッチングの技を競う
ディスクゴルフ:ルールはゴルフとほぼ同じでティースロー、アプローチ、パッテングでディスクを使い分けます
ディスタンス:とにかく遠くに投げた人の勝ち
マキシマム・タイム・アロフト:フリスビーをブーメランのように投げキャッチするまでの滞空時間を競う
ダブルディスクコート:2対2で2枚のディスクを投げあい相手コートにディスクを落とすか2枚同時に持たせれば勝ち
ガッツ:5対5で15m程度離れて対峙しディスクを投げあい相手がキャッチできなければ勝ち(時々流血)
 
他にもTRCやアルティミットがあるが、一番盛りあがるのはやはりフリースタイルです。大会でも一番最後の種目となっており全ての観客=プレーヤーが周りをとり囲むなか、PAからミュージックが流れはじめ2または3人編成のチームが登場し技を披露します。初心者が上級者の技を見ると体とディスクの位置関係を脳みそが認識できず、何がなんだかわからないがとにかくすごい!となります。
だからみんなネイルディレーの練習を始めます。ネイルディレーとは回転するディスクを人差し指の爪の上で保持するテクニックでフリースタイルの基本技です。ネイルディレーができなければフリースタイルは成立しません。だけどこれが結構難しい。コツを掴めば簡単だけどコツを掴むまでに早い人で1週間はかかる。
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ここで登場するのが呉工業謹製のシリコーンスプレーである。シリコーンをディスク裏面にスプレーしタオルで薄く塗り広げる。すると爪とディスク面の抵抗がなくなり、ディスクの中心点をスムースに爪が追随可能となる。これが無ければベラスクエ兄弟であってもネイルディレーが困難となるフリースタイーラーの必需品なのだ。
ホームセンターなどで見つけたら即購入するようにしたい。注意点はKURE556では代用できないので必ずシリコーンスプレーを購入する事