【メスティン】自宅キャンプ飯 Season12

本日(9/6)は自分の未熟さを思い知らされました、62年生きてきてこんなモノかと。近所の鈍器のエスカレータは階段式ではなくスロープ式なのでカートも乗せられるのだが、買い物帰りに昇りのエスカレータに乗ってたら縦に並んでカートを携えた老夫婦の奥さんが降り口付近で仰向けに転んでしまった。真後ろにいた俺は慌てて奥さんを助け起こそうとしたのだが、しゃがんだ拍子にバランスを崩してしまい俺も転んでしまった。立ち上がろうとするが昇りエスカレータなので重心が後ろにかかってしまい、横のカートが邪魔で立ち上がることができないまま終点が迫ってきて焦りまくる。すると終点近くのフロアを歩いていた40歳くらいの江口のりこ似のおばさんが「停止ボタン」と叫び自ら停止ボタンを押してくれたのでエスカレータは緊急停止し、事なきを得た。う~ん、江口のりこ(似)の行動は的確で素早く特殊な訓練を受けてるのかと思えるほど。俺がとるべき行動は助け起こすことではなく緊急停止ボタンを押す事だったのに、咄嗟にその判断ができず転倒に巻き込まれた初老のおじさんでしかなかった。江口のりこ(似)には感謝の念しかないが、己の未熟さを痛感し自己嫌悪に陥ってしまった。ただ、学習し経験値は上がったので次に同じシチュエーションに遭遇したら正しい行動をとれるはずとリベンジを誓う俺なのであった。

チヌークのフライパンで豚バラを炒め塩胡椒、ニラを投入したらダシ醤油とミリンで甘めに調味し溶きタマゴ2個分を流し込み軽くかき混ぜ半熟になったら豚バラとニラを包み込むように形を整える。メスティンで炊いた白飯に盛り付け糸唐辛子をトッピングしたら「豚バラニラ玉丼」のできあがり。豚バラで食べ応えがありご飯に合う甘辛味なのでかなり満足度は高い。

スノピパーソナルクッカー(大)でダシ醤油と料理酒で汁を作り豚バラを煮込む。袋入り茹で蕎麦の1辺を切り取り袋のままレンジで80℃まで加熱し、煮立った肉汁にぶち込み「豚バラ温そば」のできあがり。乾麺のほうが風味と喉ごしはイイが、簡単に作りたいときはコレで十分。1袋150円以上のモノを買えばまぁまぁイケてるし。

鈍器の鮮魚売り場でカジキが安かったので購入。冷たいチヌークのフライパンにオリーブオイルとカットしたニンニクを入れ弱火でじわじわ加熱、ニンニクがカリカリになったら取り出す。そのオイルでカジキをこんがりソテーし、余分なオイルを拭き取ったらバターと醤油をいれちょっと焦がしてできあがり。メスティンで炊いた白飯にバター醤油と共に盛り付けニンニクチップを散らして「カジキバター醤油丼」の完成。カジキって生臭くなくしっかりした噛み応えがあるので、煮ても焼いても美味しいです。

ソーセージしかないので貧乏人のパスタを作ることに。メスティンに水250~270ccと多めのオリーブオイルを入れ沸騰させたら5分茹でパスタ150g(大盛)をフタをして茹でる。時々ほぐしながら4分茹でラスト1分でコンソメキューブ1個と鷹の爪、ソーセージを投入。フタをとり水分をパスタに吸わせるようグルグルかき混ぜ水分とオイルが強制的に乳化されトロリとなれば茹で上がり。素早くチューブのニンニクを混ぜ合わせ糸唐辛子とドライパセリを散らして「貧乏人のパスタソーセージVer.」の完成。途中味変で醤油を数滴垂らすと芳ばしさが加わり美味しいです。

メスティンに無洗米100gと水200cc入れ30分吸水させる。みじん切りのタマネギにニンジン、輪切りのポークソーセージを混ぜ合わせ、コンソメキューブ1個にケチャップ、チューブのニンニク、S&B赤缶カレー粉適量で調味。中火で沸騰させたら極弱火で10分炊き火から降ろしたらみじん切りのピーマンを加え10分蒸らして炊き上がり。底からかき混ぜ水分を飛ばしたら「カレーピラフ」の完成。俺の鉄板レシピだがピーマンを半生に仕上げるのがとても大事なポイント、生でもイイくらい。

メスティンで顆粒の鶏ガラダシとカツオダシを合わせ料理酒と醤油で調味、別鍋で茹でた中華麺を入れチャーシューにメンマ、カイワレを盛り付け「醤油ラーメン」のできあがり。生中華麺のかんすいの風味がインスタントとは違いますね。

チヌークのフライパンでソーセージとタマゴを焼きプレートに置いとく。オリーブオイルを追加し甘塩鮭切身をソテー、フライパンを斜めにして溜まったオイルで皮目を重点的に焼き、皮がパリっと焼けたらプレートに設置。モヤシとニラをレンジでチンしメスティンで炊いた白飯を用意し幸せな朝食のできあがり、モヤシは食べる直前にチューブの辛子と醤油で和える。鮭は焼くよりソテーの方がオリーブオイルの風味が加わりジューシーで美味しいと思う。もっと手をかけるならガストーチで皮を炙り焦げ目を付けたら完璧でしょう。

おしまい