ササニシキ直系品種 ささ結

俺は宮城県出身なので就職して福岡に飛ばされるまで毎日ササニシキを食べてた。ササニシキ宮城県古川市(現在は大崎市)の農業試験場で開発された品種で実家の田んぼでも栽培してたが、まぁ~若い頃なんて米の味に関心などあるわけなく、気が付いたらササニシキはなくなってた。ササニシキは冷害に弱く収穫量が安定しないため、宮城県コシヒカリ由来の「ひとめぼれ」に舵を切ったんですね。それから幾星霜、2022年1月に放送された「#居酒屋新幹線 古川編」でササニシキ直系品種の「ささ結」なる米が売られてることを知り久しぶりに食べたくてネットでポチっと購入しといた。近所の鈍器で購入した2kg980円(税込)の無洗米が無くなったので満を持して「ささ結」を炊いてみることに。

f:id:cd9_fsc:20220226191647j:plain

f:id:cd9_fsc:20220226191707j:plain

スノピのパーソナルクッカー(小)に「ささ結」150g(1合)と水200cc入れ30分吸水させる。中火で沸騰させたら極弱火にし10分炊き、10分蒸らして炊き上がり。イイ香りがするが鈍器980円無洗米との違いは感じられない。シンプルに米の味を確認したいが、梅干しだけは寂しいので別途おかずは用意。

f:id:cd9_fsc:20220226193224j:plain

f:id:cd9_fsc:20220226193239j:plain

チヌークのフライパンで豚バラを炒めチューブの辛子とニンニクをミリンで絡め、鍋肌から醤油を垂らしちょっと焦がして豚バラ焼肉のできあがり。アカシアのプレートにキャベツ千切りと盛り付け、目玉焼きを添えておかずの完成。まずは白飯だけを味わってみる、う~んなるほどねー。コシヒカリ系の米はモッチリと甘みがあり後味も残るが、「ささ結」はサラッとしており甘みが少なく後味はあまり残らない。自身は控えめに主張せず、おかずのポテンシャルを引き出す米ですねー。当時ほとんどの寿司屋がササニシキを使ってたと言われているが素材の味を邪魔せず際立たせる米なんですね。梅干しの酸っぱさと塩味、シソの香りとのマリアージュが素晴らしい。青じそドレッシングをかけた千切りキャベツを豚バラで巻いて「ささ結」と共に咀嚼する、ウマイ!

f:id:cd9_fsc:20220226200013j:plain

f:id:cd9_fsc:20220226200039j:plain

晩飯は簡単にメスティンで炊いた「ささ結」にレンジでチンしたセブンの「焼きさば」とキムチを盛り付けできあがり。スノピのパーソナルクッカー(小)で白菜と油揚げの味噌汁を作りネギをたっぷり入れていただきます。もはや米はなんでもイイ美味しさです。

おしまい