#居酒屋新幹線

f:id:cd9_fsc:20220107102008j:plain

出典:https://www.mbs.jp/izakayashinkansen/

水曜日AM0:58からTBSで放送されている「#居酒屋新幹線」が面白い。内部監査の仕事で全国に出張してるサラリーマンが帰りの新幹線で、その土地ならではの酒と肴で酒盛りし独白することに無常の喜びを得る様が描かれる。モチーフは「孤独のグルメ」のパクリだが、食事ではなく酒盛りであること、SNSで同好の士にウンチクを語らせることで独自性を打ち出してる。五郎さんは酒飲めないし、いまだにガラケーだしね。

12/22放送の第2話「仙台・伊達政宗編」、1/5放送の第3話「宮城県古川編」と俺が高校、大学時代を過ごした土地がフィーチャーされておりどんな「土地ならでは」が登場するか興味津々で視聴した。

f:id:cd9_fsc:20220107104137j:plain

出典:https://hakuyoken.shop-pro.jp/?pid=143029320

伯養軒謹製「笹巻きえんがわ寿司」1,400円(税込)

何故か日本酒を飲みながらいきなり仙台駅のS-PALで購入した弁当を食べ始める主人公。仙台で弁当と言えば牛タンに逝きそうだがカレイのえんがわ寿司をチョイス。仙台湾の松島や塩釜の釣りはカレイがメインターゲットなので、わかってる選択ですね。脂が乗ったえんがわはこってりした旨みで美味しいに決まってるので、次回帰郷した際の購入リストに追加。

f:id:cd9_fsc:20220107105533j:plain

出典:https://www.kounokura.com/SHOP/297065.html

香の蔵謹製「クリームチーズの仙台みそ漬」594円(税込)

あ~コレはいいですね、食べなくてもわかる。塩辛くて旨みがあり腹に溜まらないのが最高の酒の肴。一口頬張り舌と上顎ですり潰すように口中に広げ、すかさず冷えた日本酒か白ワインを流し込む。チーズのコクと味噌のまろやかな旨みに満たされ、芳醇な風味が鼻から抜けていくのでしょう。値段も手頃なので酒飲みのMKT部長へのお土産にもイイかも、購入リストに追加。

f:id:cd9_fsc:20220107110942j:plain

出典:https://www.fujiya-senshu.co.jp/hasekura/hasekura.html

ふじや千舟謹製「支倉焼」6個入り1,209円(税込)

〆のデザートは「支倉焼」伊達政宗の命により貿易交渉のためスペインに渡った仙台藩士の支倉常長から命名された焼き菓子。コレは50年前にも存在しており小学生のころ食べてました。近年は「萩の月」にその座を奪われたが、長きに渡り仙台銘菓といえば「支倉焼」だったんですね。サクッとした食感で中にはクルミ入りの白餡、和菓子なんだがバターの風味も漂い50年前としてはハイカラな味わい。久しぶりに食べたくなった。

f:id:cd9_fsc:20220107114650j:plain

出典:https://twitter.com/bistro_train

あ・ら・伊達な道の駅「ローストスペアリブ」800円(税込)

ここから古川編。この道の駅は一度逝ったことあるが肉が名物とは思わなかったけど。ボリュームもあり美味しそうだけど、新幹線の座席で食べるにはちょっと勇気がいるのでは?

f:id:cd9_fsc:20220107115626j:plain

出典:https://twitter.com/bistro_train

あ・ら・伊達な道の駅「しそ巻き 辛口」360円(税込)

しそ巻きは子供のころからよく食べてました。砂糖で甘くした味噌にクルミを混ぜ、しそで巻いて油で揚げた惣菜。家で作るのではなく雑貨兼食料品店や魚屋で買ってたべることが多かったような気がする。まぁ~子供心にそこまで美味しいとは思わなかったが、いま食べたらどうなんだろう。揚げたては青じそがサクサク芳ばしくてそれなりにイケるかも。

f:id:cd9_fsc:20220107121020j:plain

出典:https://twitter.com/bistro_train

ロードサイド食堂テイクアウト「凍みっぱなし丼」700円(税込)」

大崎市岩出山地区の郷土料理らしいが知りませんでした。凍み豆腐をフライにしてタマゴでとじたかつ丼テイストの丼らしい。凍み豆腐ってボソボソ、モサモサした食感で子供のころは苦手だったが、この丼だったら好物になってたかも。

ん~、古川編の肴はちょっとイマイチ。それより気になったのは主人公が飲んでた日本酒。宮城県産米「ささ結」が原料らしいが「ささ結」って聞いたことがない、宮城の米といえば「ひとめぼれ」だが「ひとめぼれ」はかつてのライバルであった「コシヒカリ」由来の米。俺が中学生くらいまでは実家の田んぼで作ってた米は「ササニシキ」で「ササニシキ」こそが古川農業試験場で生み出された宮城の米だった。当時は寿司屋のシャリは「ササニシキ」に限ると言われており食味に関しては「コシヒカリ」を凌駕してたが、冷害に弱く収穫量が安定せず「ひとめぼれ」に置き換わり消えてしまった。「ささ結」は「ササニシキ」のDNAを引き継ぐ大崎市(旧古川市)の限定米なんだとか、う~んメスティンで炊いて食べてみたい。

f:id:cd9_fsc:20220107130300j:plain

出典:https://www.ja-town.com/shop/g/g2201-2201-cube4/

早速ネットでリサーチし「タウンショップみやぎ」で「ささ結」真空パックキューブ300g x 4個 無洗米 令和3年産をポチッと注文。真空パックで新鮮さが保たれとぐ必要のない無洗米、俺のメスティン飯一食分は100gなので12食分1,850円(税込)、送料660円で合計2,510円(税込)。いつも鈍器で買ってる無洗米は2kgで980円(税込)なので、かなりお高いが期待値も高い。

おしまい