2021 iDeCo運用実績公開

12/24(金)のyahooニュースによれば企業型確定拠出年金(企業型DC)制度のある企業に勤めていた方が、退職や転職した際に脱退手続きを行わず残高が国民年金基金連合会に自動移管されてしまう事例が100万人を超え、移管された資産は2,400億円にのぼるとのこと、移管された資金は運用されず手数料だけが差し引かれる死に金になってるらしい。退職時に60才以上で加入期間が10年以上あれば一時金や年金で受け取ることができるが、要件を満たしていない場合は、転職先の企業型DCか個人型確定拠出年金(個人型DC)に移管手続きを行う必要があるんですね。俺が勤務してた会社も2012年ごろ企業型DCが導入され、掛金は会社が拠出し運用先は社員が選択するのだが制度がよくわからないし既に旧制度(企業型確定支給年金)で積立てた退職金がそれなりにあったのであまり関心はなかった。なので、残高が少なかったり制度を理解してない方は放置してしまうんでしょう。

俺は2019年9月に58才で早期退職したが残高は100万円を超えており、個人型DCに移管するのに相当の期間を要することがわかっていたので、運用先を国内株式から変動がない国内債券に組替えし、退職と同時に移管手続きを行った。移管完了までに国内株式が暴落したら大損こくしね。その結果、2020年3月に楽天証券iDeCo(個人型DC)口座に1,016,486円を移管完了、選択した運用先は100%「全米株式インデックスファンド」。

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2021年12月24日現在の資産は220万円で通算120万円の利益、2021年1月の残高が160万円くらいなので、今年1年だけで60万円儲かったことになる。俺は毎月の拠出を行わない運用指図者なので元本は100万円のままでこの運用益、う~ん素晴らしい。移管手続きを行わず国民年金基金連合会に自動移管された方はすぐにでも個人型DCに移管手続きすることをお勧めします。

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俺が超ラッキーだったのは移管が完了した2020年3月はコロナの影響で米国株式が暴落したタイミング。なので安く購入でき、その後は右肩上がりで資産が増えていったんですねー。ネット界隈ではS&P500など米国株式の割高感が強まり調整がはいるのではないかとの憶測が飛び交ってるが、暴落が起こっても10年くらいのスパンで見れば必ず回復するし、全世界のなかで米国経済が2030年までに衰退するとも思えないしね。少なくとも特別支給の厚生年金が受給できる64才までは、このまま運用を続けるつもり。運が良ければ資産300万円超えもあり得るし、老後の小遣いには十分ですね。

おしまい