人生最後のクルマについて考える

前の記事で書いたが愛車初代エクストレイルの運転席側ドアが閉まらなくなる不具合が発生。まぁ~2004年に新車で購入し17年乗ってますからねー、いままでもエアコン吹き出し口切替えのダイヤルが経年劣化で割れ切替え不能となったり、パワーウィンドーのゴムパッキンが剥がれ雨の日は窓にゴムがひっついて上下したり、エンジンランプが点灯しアクセルを踏んでも加速しなくなる現象も2回あった。そろそろ潮時なんでしょうね、そんな訳で買い替えを真剣に考えなくてはならない状況。75才で免許返納の予定なので残り14年、次に買うクルマは人生最後のクルマとなる。終のクルマは後悔しないよう慎重に選ばないとね。購入の前にコレまでのクルマ遍歴を振り返り、己の嗜好やクルマに求めるものを再確認する作業を行ってみる。

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出典:https://b-cles.jp/car/nissan_prairie_1st.html

赴任先の福岡から東京に戻り結婚し、最初に買ったクルマは中古の日産プレーリー。当時はセダン全盛の時代だったが、セダンは平凡で小市民的なクルマと思ってた。なのでセダンではないプレーリーを知人の勧めで45万円位でなんとなく購入。マニュアルのコラムシフトでベンチシート、今にして思えばナカナカ味のある楽しいクルマだったが細かい不具合が多発し4~5年で乗換え。

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出典:https://www.carsensor.net/catalog/toyota/scepter_wgn/

次に新車で購入したのはトヨタ セプターワゴン。トヨタだがアメリカ工場で作られ日本に逆輸入されたアメ車なんですね。アメ車らしい大らかさと丸みを帯びた官能的なバックスタイルに惚れ込みました。室内もゆったりしており家族4人でのドライブはとても快適で荷物もたっぷり積める、スピードは出さずゆっくりクルージングが似合うクルマでしたね。ただ、ちょっとデカすぎた。昔の企画のスーパーの駐車場や狭い道では取り回しが悪く運転がそれほど得意ではない俺には持て余してしまう。結局10年ほどで手放すことに。中古のセプターはサーファーに人気だったらしく、いま見てもカッコいいクルマだと思う。

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出典:https://www.goo-net.com/car/NISSAN/XTRAIL/CBA-NT30.html

3代目は現行の愛車である初代エクストレイル、写真はレッドだが俺の愛車はメタリックブルー。一度はクロカン系SUVに乗ってみたい欲求があり、ホンダCR-Vやスズキ エスクードなども検討したが、一番戦闘力が高そうに見えたエクストレイルをチョイス。トヨタランドクルーザーや三菱のパジェロは高価で手が出なかったしね。まぁ~四駆が必要となる荒地で本来のポテンシャルを引き出すこともなく、17年間買い物やキャンプに使ってきて燃費が悪い以外は特に不満もなく壊れなければ乗り続けるつもりだったんですけどね。いままでありがとうエクストレイル。

ココからが本番、人生最後のクルマの検討になる訳だが前提は軽自動車とする。今年の4月から始めたシルバーのお仕事で初めて10年落ちの軽自動車(トラック)を運転してみて、快適ではないが狭さはあまり気にならず走行性能もソコソコだったので税金が安い軽自動車でイイかなっと。年金生活者にとって諸経費が安いことは神ですから。いまどきの軽自動車はシルバーの軽トラより格段に進歩してるはずだし。遍歴から俺の好みはワゴン、SUV系なので真っ先に思い浮かんだのはスズキ ジムニーだが、ジムニーはガチのクロカンで乗り心地固そうだし納期も1年以上かかるらしいのでパス。最終的にダイハツ タフトかスズキ ハスラーに候補を絞り、YouTubeのレビュー動画を観まくった結果スズキ ハスラーにほぼ決定。決め手は軽トップクラスの乗り心地と荷室の使い勝手ですね。後部座席もスライドでき足元や天井のクリアランスが十分確保されており、2名乗車ならワンタッチで後部座席をフラットにできキャンプ道具もたっぷり積める。乗り心地は実際乗ってないのでレビュアーを信じるしかないが、ほとんどのレビュアーが絶賛してるから大丈夫だと思う。

早速、スズキの公式サイトでオンライン見積もりを行う。グレードは3種類設定されてるが一番安いGグレード、快適装備や見た目の豪華さは要らないけど高速道路はそれなりに走る想定なので「HYBRID Gターボ 1,503,700円(税込)」、メーカーオプションは「全方位モニター付きナビ 184,800円(税込)」、ナビは必須だが選択肢はなくコレ一択のようだ。全方位モニターって駐車の際、真上から見た映像が表示されるヤツですよね?バックが苦手な俺にはありがたい装備。ディーラーオプションは「ドアバイザー 13,145円(税込)」、「サイドデカール ナチュラル 35,805円(税込)」、「フロアマット トレー 15,015円(税込)」、「ETC車載器 21,120円(税込)」「ドライブレコーダー 37,730円(税込)」をチョイス。サイドデカールは贅沢品だが、サイドに木目模様はアメリカンな雰囲気で昔から憧れてたんですよね。最後のクルマなので最後に憧れを叶えるのも悪くない。最も悩んだのは「ドライブレコーダー」旧いエクストレイルは未搭載だが特に不便を感じたことはない、まぁ~事故ってないから当然だけど。でも自分を守る保険としてコレからは必須の装備なんでしょう、でもフロントだけ。リアは必要性を感じない、煽られてもガン無視すればイイだけだしね。結果、諸費用105,120円(税込)を加え合計1,872,435円(税込)。まぁ高いけど、最近の軽自動車はこんなモンなんでしょう。値引き交渉で165万円くらいにならないですかねー。

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問題はボディーカラー、う~ん悩む。ピュアホワイトパールはサイドの木目模様が映えてシンプルだけどアメリカンな雰囲気がとてもイイ感じ。ホワイトが第一候補だけど駐車場は屋根がなく紫外線に晒されっぱなしだし、俺はおそらく洗車はしない。なのでホワイトはちょっと厳しいかもしれない。そうなるとクールカーキパールメタリックが浮上してくる、アウトドア感はコレが一番でキャンプ場にも馴染みそう。洗車しなくても汚れが目立たなさそうで、逆にちょっと汚れてる位がリアルアウトドアな雰囲気かも。う~ん悩む。

おしまい