12/11~12/17九州ひとり旅

10/23にアップした「gotoキャンペーンでgoto九州」の予定どおり12/11~12/17まで結婚式出席および九州ひとり旅を楽しんできた。コロナ禍なのにと批判的な見方もあると思うが、ひとり旅だしリスクはかなり低いはず。

 

Day1 ( 12/11 東京 → 福岡 )

AM10:00台出発の福岡行のぞみに乗車、10年ぶりくらいのグリーン車。座席は広いし一人一個コンセントは付いてるしグリーン車はやっぱり快適ですねー。朝食の駅弁と酒類は豊富に用意したのであっと言う間の5時間でしょう。

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「焼売炒飯弁当」を味噌汁替わりのビールでいただく。本当は崎陽軒シウマイ弁当を買うつもりだったのだが、新幹線コンコースで買えばイイやと購入機会を見送っていたら新幹線コンコースでは売ってなかった訳で。まぁ~仕方がない、チャーハンの上に乗せられた思いの外大量のザーサイがビールのつまみにピッタリでコレはコレでよかったかも。

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遅めのランチは博多駅地下街大地のうどん」で「ごぼう天うどん 500円(税込)」フリスビーのような巨大なごぼう天、コレはどうやって揚げるんですかね?ダシに浸る面積が少なくパリパリが維持されるので奇をてらった訳ではなく合理的な形なのかも。ダシは昆布といりこで優しいが味わい深く、塩味はそれなりに強めですね。うどん自体も特徴的でちょっと透明で福岡うどんにしてはコシがある。盛岡冷麺を太くして柔らかくしたような感じ?本場の福岡うどんを期待してると「?」の部分もあるが、現地人に人気の店なので満足度は高い。

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宿泊先の「平和台ホテル天神」で息子とおち合い、ホテル至近の飲み屋「やまちゃん」へ。息子が大学卒業してからサシで飲むのは初めてかも。経営してる会社はコロナ禍でも堅調のようで私生活では結婚し、子供も無事生まれたので大変だったけどイイ年でしたね。

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「炙り明太子」に「ごまサバ」をつまみに燗酒をグイグイ飲む。九州にこないと食べられない「ごまサバ」がやっぱり美味しい、九州独特の甘い醤油をベースにしたタレが生のさばに馴染むんですねー。

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締めは当然「とんこつラーメン」コレに関しては埼玉の地元でもソコソコのモノが食べれるので、そこまで感動はないが本場の空気感というか旅の始まりの高揚感がスパイスとなり、とても美味しい一杯でした。

 

Day2 ( 12/12 福岡滞在 )

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甥っ子の結婚式に出席。会場は「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」新しくて綺麗でなかなか立派なホテルですね。イイ結婚式だったが俺は久しぶりに着た礼服のウエストがきつくて大変だった。

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ズボンのウエストのホックを外しお楽しみの披露宴、いろんなモノが盛り付けられ3種類の塩で味わう前菜。シャンパンでいただきます。

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白身魚(おそらく鯛)のポワレ、素揚げのエノキダケが視覚的にも味覚的にもアクセントとなり美味しかった、当然白ワインで。

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かなり厚めのローストビーフ、グレイビーソースをつけマッシュポテトと一緒に味わう。肉がとても柔らかくジューシー、流石はホテルの料理ですねー。赤ワインおかわり。

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苦いエスプレッソを飲みながらデザートのケーキとシャーベット。来年の3月には延期していた息子の結婚式があるので、今回は大変参考になりました。

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宿泊先に戻り仮眠してから地下鉄に乗り「西新駅」へむかう、地下鉄を降り記憶を頼りに行きついた先は「早良コーポ」。36年前に俺が住んでたアパート、当時は新築で入居したのだがかなりボロくなってるけど、よく残ってましたね。1985年夏、クーラーの無い部屋で窓を開けたまま素っ裸で寝てたのだが、気配で目を覚ましたら足元に薄毛のおっさんが立っていると言うシュールな体験をした懐かしい場所。

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バナナマンの「せっかくグルメ」で紹介された「西新 初喜本店」へ。まぁ~店構えから高級店であることがわかる、普通は予約してから訪れるべきお店ですね。1階がすき焼き、しゃぶしゃぶ専門、2階が焼肉専門、3階がもつ鍋専門に分かれておりPM5:00の開店と同時に3階へ入店し1名で予約してないことを告げるとPM6:30までならイイですよとのことなので個室にとおされる。

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「黒毛和牛酢もつ 850円(税別)」と「黒毛和牛もつ鍋一人前 1,890円(税別)」「黒ラベル中瓶 550円(税別)」をオーダー。酢もつは柔らかいがモチモチとした噛み応えがあり脂っぽさはまったくなく柚子胡椒でさっぱりイケる。もつ鍋は甘しょっぱい醤油味でキャベツの甘みに様々な部位(ハツ、センマイ、ハチノス)の食感が楽しめ、ニンニクの香りが食欲をかき立てる。いずれも上品な黒毛和牛の獣臭が漂い和牛を喰ってる満足感がある。

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この後は「しばらく」のとんこつラーメンを喰う予定なのだが、和牛のダシが効いた醤油味のスープの誘惑に抗うことができず、追加で「黒毛和牛もつ(大腸、小腸のみ) 880円)、「ちゃんぽん麺 300円(税別)」、「黒ラベル中瓶 550円(税別)」を注文。スープを吸ったちゃんぽん麺ともつの脂の旨みが半端ない、極上の鍋に。まぁ~とんでもなく美味しかった、お会計5,522円(税込)は地域共通クーポンでお支払い。

 

Day3 ( 12/13 福岡 → 熊本 )

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天神から西鉄に乗り大牟田でJRに乗り換え熊本駅へ、構内のベンチにはくまモンが座ってるし流石はくまモンの故郷ですね。駅はとても新しく駅周辺も工事中、完成したら綺麗で快適な駅前になるんでしょう。熊本は思ったより都会です。

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宿泊先「ザ・ニューホテル熊本」のチェックインまで時間があったので駅構内「肥後よかモン市場」の「竹乃屋」で軽く一杯飲むことに、「角ハイボール」に「焼さば串」。さば串は焼きたて熱々でジュワっと脂が溢れ口中に旨みが広がったら、すかさず角ハイボールで流し込む。う~ん、異郷の地で昼から飲む酒は筆舌に尽くしがたい。

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「ザ・ニューホテル熊本」はとてもお洒落でココはニューヨークかと思わせる洗練さがある、行ったことないけど。熊本駅周辺に泊まるならお薦めです。チェックイン後、リサーチしておいた熊本ラーメン黒亭」へ、食べログ評価3.69の人気店。

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一番人気の「玉子入りラーメン 950円(税込)」、玉子は卵黄2個か半熟味玉のどちらか選べるようなので卵黄をチョイス。とんこつスープに焦がしニンニクが芳ばしく、博多の長浜ラーメンよりちょい太目の麺によく絡む、途中で卵黄を崩せばまろやかな甘みがスープに溶け出し贅沢な味変に。チャーシューもイイ塩梅で熊本ラーメンの神髄を見た気がします。

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そのまま「肥後よかモン市場」の馬肉専門店「管乃屋」で晩酌に突入。熊本にきたらやっぱり馬肉は喰っておかないとね、酒は熊本の地酒「瑞鷹 熊本城 1,320円(税込)」をチョイス。甘辛酸のバランスがよく飲みやすい純米酒

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「馬刺し盛り合せ4種 1,290円(税込)」「桜納豆山かけユッケ 660円(税込)」馬刺しは生姜醤油で味わうが九州の甘い醤油でないと成り立たないですね。癖や臭みはまったくなく馬刺しと言われなければ何を喰ってるかわからないかも。ユッケはグルグルかき混ぜてワサビ醤油で、酒よりご飯が食べたくなる味。お会計3,270円(税込)」は地域共通クーポンでお支払い。

 

Day4 ( 12/14 熊本 → 佐賀 )

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ホテルをチェックアウトし朝食を食べに九州新幹線改札横の「まるうまうどん」へ、目的は熊本名物の「太平燕(タイピーエン)」。うどん店の店内に入ると観光客向けなんだろうけど「タイピーエン 700円(税込)」のポスター、しかし「辛子蓮根うどん 570円(税込)」なる魅力的なメニューも発見。迷ったが辛子蓮根は首都圏でも喰える可能性は高いがタイピーエンはココで喰わないと一生喰わないと思うので「タイピーエン700円(税込)」の食券をポチっと。

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カウンターに座り作っているトコロを観察、豚肉とイカを野菜と共に炒めとんこつスープを注いだら春雨を加え、ちょっと煮込んでできあがり。作り方は長崎チャンポンとまったく同じで5分くらいかかるようだ。新幹線の時刻が迫っている時は頼まない方がイイですね。味はほぼ長崎チャンポンと同じで魚介や豚肉、野菜の旨みが溶け込んでとても美味しい、春雨がツルツルと軽快で朝ごはんや飲んだ後の〆にとてもイイかも。近所にあったら2週間に1回は通うレベル。

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今回の旅はいわゆる観光地を巡ることは想定していないのだが、熊本城は修復途中で今しか観れない光景もあるだろうし、熊本駅から市電で10分と近いので行ってみることに。「健軍町」行の市電に乗り「熊本城・市役所前」で下車、運賃170円はsuicaで支払う。

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一部、石垣が崩れたままの箇所もあるが本丸はほぼ修復は完了しているようですね。城内は特別見学通路が整備されており500円で見学可能となってます。食事処やお土産屋も盛況で逞しい商魂を垣間見ることができました。

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熊本駅からJRで佐賀駅へ。「アパホテル 佐賀駅南口」のチェックインまで時間があったのでリサーチしておいた「若柳食堂」へ散策がてら向かう。佐賀駅前は熊本駅前のように近代化はされていないが老舗と思われるお店がしっかり営業しておりシャッター商店街にはなってないです。昔ながらの路地にお洒落なカフェや雑貨やもあり散策の楽しさがある街ですね、住むなら熊本駅前より佐賀駅前のほうがイイと思う。20分ほどで「若柳食堂」に到着、ココは佐賀ちゃんぽんの名店らしいので「牛肉ちゃんぽん 950円(税込)」をオーダー。

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地元の方がかようお店なので洗練とはほど遠く、豚骨臭はそれなりに強い。よく煮込まれクタっとなった大量のモヤシに牛肉、かまぼこ、卵焼きが見え隠れしてる。牛肉は甘辛い味付けがされており、咀嚼すると牛肉のクセと豚骨臭が口内でミックスされなかなかヘビー。でも、コレが本来の味わいでネイティブはコレ位でないと納得されないんでしょうね。俺は30数年前に本場博多の臭い豚骨を2年間体内に取り込み免疫ができてるのでまったく問題なし、とても美味しいです。

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ホテルにチェックインしイイ頃合いになったので、ネットで良さげな「食想市場 元気じるし」に入店。ここは佐賀県を代表する歌手「はなわ」さんの先輩が営んでいる居酒屋らしい。ビールを飲みつつメニューを吟味するが佐賀牛蒸篭蒸し、イカ活き作りはとても高くて手が出ないです。「丸ジャコの唐揚げ」「ホルモンポン酢」と無難な肴でビールをチビチビ、ホルモンは茹でただけでなく表面を焼いており芳ばしくて美味しかった。でもココにきて疲れがでてきたようで早々にホテルに戻り寝た。

 

Day5 ( 12/15 佐賀 → 佐世保 )

朝目覚め、カーテンを開けると雪が降っていた。今年最強の寒波が佐賀県にも押し寄せてるんですね。朝食は徒歩数分の佐賀市役所の「食事処かささぎ」と決めているのでオープンのAM10:00まで、購入しておいた焼酎でお湯割りを作りホテルの部屋で雪見酒

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なかなか豊富なメニューで「トルコライス 620円(税込)」にも心惹かれるが初志貫徹で「シシリアンライス レギュラー620円(税込)」をオーダー。シシリアンライス佐賀市ご当地グルメで昭和50年ごろに誕生したらしいが名前だけではどんなライスかまったく想像がつかない。

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あら?見た目はとてもヘルシーで女子が喜びそうなライスですね。ライスをほじると野菜の下から牛丼の具がでてきましたよ。シシリアンライスとは牛丼の上に野菜を盛りマヨネーズをかけた料理のようだ。食材や調理方法に佐賀ならではの片鱗はなにも感じられず、これならメスティン飯でも再現可能ですね。まさか牛肉は佐賀牛でないとシシリアンライスとは認めないとか言うんでしょうか?普通に美味しいがコレを食べにわざわざ佐賀県まで来る人はいないでしょう。

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佐賀駅からJRで佐世保駅へ、駅前にこんな巨大な教会が建ってるのが長崎っぽいですね。駅前の雰囲気もちょっと欧州のテーストが感じられる(個人の感想です)。佐世保で食べるべきは「レモンステーキ」「佐世保バーガー」の両巨頭、メスティン飯で「レモンステーキ」を作ったことがあるのだが、味の正解がわからなかったので確かめる必要がある。

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バナナマンの「せっかくグルメ」で紹介されていた「時代屋」に行きたかったのだが、佐世保駅から車で40分かかるらしい。諦めてネットで検索し評判のよいレモンステーキ専門店「レモンド・レイモンド」に入店。メニューはレモンステーキのみだが部位で値段が変わるようだ、一番オーソドックスな「レモンステーキセット 1,738円(税込)」をオーダー。

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付け合わせのコーンポタージュとサラダ、コーンポタージュって積極的にいただくことはあまりないが、甘くて美味しい。サラダはちょっとカレー風味のドレッシングでこちらもGood!

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ジュウジュウ焼けた鉄板でレモンステーキの登場、客の前でレモン汁をかけ回して完成のようだ。肉の表面はほぼ生で鉄板が熱いうちにひっくり返すようアドバイスを受ける。指示通りひっくり返しまずは一口、う~ん、とっても甘い。びっくりするくらい甘いですねー。かなり大量の砂糖が入ってるようだ、醤油味もそれなりに強くレモンの酸味も効いている。なるほど、甘味・塩味・酸味がそれぞれ主張する濃い味付けがレモンステーキなんですね。当然、白飯がススム味だが牛肉の味と風味がソースに負けてるような、この濃いソースなら豚でも鶏でも同じような感じで食べれる気がする。ステーキを喰い終ったら「佐世保ワシントンホテル」にチェックイン。

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イイ頃合いになったが居酒屋をリサーチするのが面倒になってきており、一番近い駅前のチェーン店と思われる「さかな道場」へ入店。熱燗2合を頼み、まずは「鯨のたたき 690円(税別)」中心部は生で絶妙な火入れ具合でとても美味しそう。生姜醤油でさらしタマネギと一緒に食べるとクジラ固有のクセと風味が立ち昇り、肉と言えばクジラだった幼い頃の原体験が甦る。まぁ~人がなんと言おうが俺はクジラが好きだ、ぜひ首都圏でも近海産の新鮮なクジラが安価に食べれるようになって欲しいもんだ。

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九十九島産の牡蠣をイチオシしてるので「牡蠣のガンガン蒸し 700円(税別)」九十九島とは佐世保湾から平戸にある島が点在している海域みたい。6~7個の大粒な殻付き牡蠣が700円なのでコレはお値打ちですね。ナイフで貝柱を切りツルリと口に含めば磯の香りが広がり噛みしめれば程よい塩気でクリーミー、コレは美味しい。

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この店の魚は良さそうと確信を持ったので「ごまさば 690円(税別)」もオーダー。大振りな切身で脂が乗っておりトロリととろけるような食感で、初日に博多で食べたモノより数段美味しい、熱燗がススム。お会計3,628円(税込)を地域共通クーポンでお支払い。

 

Day6 ( 12/16 佐世保 → 博多 )

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AM10:00にホテルをチェックアウトし駅の反対側に行ってみたらすぐ海だった。港を囲むように商業施設が立ち並び、なかなか洒落た雰囲気。軍艦を探したが残念ながらこの日は軍艦を見ることはできなかった。商業施設の一角にハンバーガー屋があったのでココで佐世保バーガーの朝食を摂ることに。

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ハンバーガーショップ「ヒカリ」の「スペシャルバーガー 680円(税込)」流石は佐世保バーガー、ボリュームがありますね。マックやロッテリアハンバーガーしか喰ったことがないので600円オーバーの高級バーガーは如何なものかと齧りつく。

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予想に反しテリヤキソースの味がする!佐世保バーガーはネイビー発祥と思っていたのでケチャップたっぷりのアメリカンテイストを予想していたのだが。ソースの類は見かけないのでビーフに照焼き風の味付けがされてるんでしょうか?新鮮野菜にベーコン、卵焼き、ビーフパテと豪華で当然美味しいのだが普段からテリヤキ系は選択しないのでちょっと拍子抜け。う~ん、ビックマックのほうが好み。

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佐世保駅構内の「まるなか本舗」で「ハトシロール 324円(税込)」とビールを購入し、博多行き特急電車に乗り込む。ハトシも絶対食べたいモノのひとつだったのでコンプリートですね。流れる車窓を眺めながら食べるハトシロールはカリッと芳ばしいトーストの中にエビのすり身がぎっちり詰まっておりイケてます。ビールとの相性はバツグン。

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博多駅前の「リッチモンドホテル博多駅前」にチェックインし一服したら、遅いランチを食べに「釘本食堂」へ。孤独のグルメ2019年大晦日スペシャルでゴローさんが福岡の居酒屋でカワハギのお作りと豚足の唐揚げを食べるシーンがでてくるが、福岡には独特の豚足文化があるようだとは薄々気づいていた。俺の生活圏には豚足が存在しておらず還暦を迎えた現在も豚足ヴァージンで食べたことがない。なので今回の九州旅行ではぜひ食べたいと思いリサーチしてた店なんですね。

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「豚足B定食 980円(税込)」をオーダー。ちなみにメニューは「豚足A定食 820円(税込)」と「唐揚げ定食 950円(税込)」の3種類のみ。

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B定食とA定食の違いは味玉と厚揚げの有無。なんかこのビジュアルも孤独のグルメで観た記憶がある。孤独のグルメSeason5「台湾台北市永楽市場の鶏肉飯と乾麺」で鶏飯のオカズとして食べてたタレがかかった玉子と野菜に似てますね。

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豚足はトロトロに煮込まれプルプルツヤツヤと美味しそう。初めはお上品に箸で骨と可食部分を分けようとしたが無理なことにすぐ気づく、カタマリを口に放り込み舌と歯でトロトロと骨を分離したらペっと骨を吐き出す。甘辛い醤油味にちょっとだけ中華系の風味、コラーゲンのコクなのか滋味深い味が白飯に合いますね。人生初豚足はとても美味しかった、機会があればまた食べたい。

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お腹いっぱいなんだけど九州最後の夜なのでちょっとだけ飲みに出かける、ホテルから近く地域共通クーポンが使えるところ。「白子ポン酢」「豚バラ串」を肴に福岡の地酒「玉出泉」2合を冷やで。

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九州最終夜の〆は「焼きおにぎり」う~ん、渋い。俺はなんてカッコいいんだろう。お会計3,000円ちょっとを地域共通クーポンで支払い、全て使い切る。


Day7 ( 12/17 博多 → 東京 )

東京行のぞみはAM10:15発なので博多駅一番街で朝食を食べることに。地域共通クーポンは全部使い切ったのだが、旅行代理店が発行した博多駅一番街および天神地下街で使える独自クーポン2,000円(500円 x 4枚)がまだ残ってるのだ。博多駅一番街は全て飲食店(カフェも無い)でお土産やビールが買える店はない、とにかく2,000円分喰わないと終れない訳で。しかし、どの店も朝食メニューで高くても600円台、また食券機を導入してるうどん屋やラーメン屋でのクーポン利用はメンドクサイので避ける。

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結局、一番単価の高かった牛タン専門店で「牛タン朝定食 600円」「牛タン替え皿 300円」「明太子 180円」に「モーニングビール550円」を付けて税込1,630円の朝食。ところが500円券4枚ではレジ処理ができないとのことで500円券3枚と現金130円のお支払い。う~ん、500円余ってしまった。こうなったら意地ですね。

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居酒屋っぽい店の「朝定食540円(税別)」は焼きサバなのでこれなら喰えそうと朝食のハシゴ。税込594円なので500円券と現金94円を支払いコンプリート。

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PM3:00過ぎに東京駅に到着。自宅に帰る乗換駅の立ち食いそば屋で「かきあげそば 380円(税込)」を食べる。なんだかやたらと旨い。

おしまい