7月31日に「Ghost of Tsushima」をクリア、広大なオープンワールドなので未踏の地はたくさん残っているのだが、サブクエストである「浮世草」、対馬各所に伝承される伝説の武器・技を会得する「伝承」はコンプリート。蒙古軍の大将であるコトゥン・ハーンを斬殺し、蒙古軍の拠点は全て撃破。ラストのまさかの戦いも勝利しエンドロールをやり遂げた充足感に浸りながら眺めた。
対馬に押し寄せた蒙古軍と戦った対馬武士団は壊滅的被害を受け、地頭である志村は蒙古軍に拘束され、志村の甥にあたる境井仁は野党の女に助けられ一命を取り留める。志村から「武士の誉」を尊ぶよう教育を受け育った境井仁であったが、正々堂々名乗りを上げ一騎打ちで決着をつける「武士」としての戦い方では蒙古軍に勝てないことは明白であった。対馬の民を守るため境井は「冥人」として背後から忍び寄り刺殺、毒の吹矢で敵を倒す暗殺の術を身に着けていく。常に「武士の誉」と「民を守る冥人」との葛藤を抱えながら戦う境井仁に待ち受ける結末とは。
まぁ～、大陸(半島含む)の輩を「境井家の太刀」で切り刻み、「境井家の短刀」で背後から刺し、「内径の長弓」でヘッドショットを決め、「毒の吹き矢」で悶絶させ殺しまくればイイだけのゲーム。俺は100%「冥人」として戦いましたね、そのほうが殺し方のバリエーションが豊富で戦略を考える面白さがある。「武士」として一騎打ちを選択すると、一騎打ちに勝ってもすぐ敵に囲まれてしまいボコボコにされるし。
特筆すべきは日本の原風景である対馬の美しさ。戦いの最中で境井をコントローラーで操ってる時も風景はちゃんと美しいままなんですね。ススキに身を隠し敵の背後に忍び寄り喉に刃を突き刺すと、白いススキに紅の血飛沫が美しいコントラストを描く。
戦いに疲れたら愛馬に乗ってポタリングし秘湯を見つけては英気を養い、キツネを追いかけ稲荷神社をお参りし、気が向けば短歌を詠みオープンワールドを堪能することも可能。
ラストの勝負は「冥人」を罪人とみなす志村との果し合い。その決着はプレーヤーに委ねられるが、プレーヤーである俺も日本人な訳で非情にはなりきれないですね。今回、難易度は「普通(Normal)」でプレイしたがクリアのご褒美は「万死(Very Hard)」が追加されるんですね。剣術を極めたいなら挑戦してもイイかも。
生首との記念撮影も可能。
おしまい
