自粛生活 昭和歌謡三昧

自粛生活も早や1ヶ月となりインドア派の俺もイイ加減飽きてきた。YoutubeでOutdoor系やDIY系、料理系動画を観まくっていたがクオリティーの高い動画はほぼ観たし。暇な芸能人参入動画でもカメラワークが雑な動画は観るに値しない。Youtubeはカメラ画角のセンスと動画編集のスキルが必要で参入障壁は結構高いですね。そんな訳で最近は昭和歌謡の動画を観ることが多いです。俺の青春時代(1975~1985)は携帯電話やインターネットは言うにおよばずビデオデッキすら無かった。大学生のころに一般家庭にビデオデッキが普及し始めたが当時のお値段30万円オーバー。ビデオデッキのある家庭はよほど裕福か「洗濯屋ケンちゃん」が観たいスケベのどっちかでしたね。なのでリアルタイムに視聴する歌謡番組は大切な娯楽でした。最近視聴している好きな歌謡曲はこんな感じ、ちなみに掲載は年代順となってます。

中村晃子 虹色の湖(1967/10)

俺はまだ小学生だったが当時一緒に住んでいた叔母が中村さんの大ファンでよく「虹色の湖」のレコードを聴いており、その影響で人生で最初に好きになった歌謡曲ですね。改めて動画で観ると中村さんは1948年生まれなのに非常に現代的な顔立ち、浜崎あゆみの隣にいても違和感がない美貌ですよね。

郷ひろみ 恋の弱味(1976/02)

郷ひろみは「ライオンワォワォショー」で来仙した際、宿泊ホテルで出待ちしたくらい好きでしたね。「禁漁区」や「How Manyいい顔」「セクシーユー」など名曲が多いがロックンロールテイストの「恋の弱味」が一番ですね。今でも自然に体がリズムに反応してしまう。

ダウンタウンブギウギバンド サクセス(1977/03)

「スモーキンブギ」や「港のヨーコヨコハマヨコスカ」のつっぱりイメージがあるが、この楽曲はとてもオシャレですよね。作詞が「阿木燿子」で資生堂のCMソングだったし。いまでも夏のドライブには欠かせない一曲です。

太田裕美 九月の雨(1977/09)

今でも9月になると視聴したくなる名曲。高校生のころ視聴覚委員だったので昼の全校放送でヘビロテしてましたね、ソレくらい好き。哀愁を含んだメロディーと太田裕美の透き通った歌声に高校3年の夏が終る寂しさを噛みしめてました。

原田真二 シャドーボクサー(1977/12)

ティーンズブルース」「キャンディ」と共に3曲リリースし全部がヒットすると言う革命者みたいな感じのデビュー。感性とセンスが従来の歌謡曲とは違い新時代の到来を予感させる楽曲でしたね。まぁ~、その後は特にテレビに映ることはなくステージミュージシャンみたいな感じになったんですかね?

Char 闘牛士(1978/03)

バリバリのロックなのに本人の見た目がチャラいため扱いが雑だった過去を持つCharだが、「闘牛士」はイイですよね。海苔のいいリズムで突っ走りながら聴かせる間奏で老いた闘牛士のギリギリの矜持を歌っている訳で。

サザンオールスターズ 勝手にシンドバット(1978/06)

サザンを歌謡曲カテゴリに入れることに違和感を感じる人もいるだろうが、デビュー曲の「勝手にシンドバット」はあきらかな歌謡曲。タンクトップにジョギングパンツで歌ってる姿にしばらくの間コミックバンドだと思ってました。いまでもデビュー曲が一番ン好きですかね。

八神純子 みずいろの雨(1978/09)

前奏の疾走感のあるインストゥルメンタルから突然甲高い声で「あ~みずいろの雨」と歌いあげるスタイルがとても新鮮でした、いま聞いてもカッコいいですよね。本人の歌唱力も相当なものだが当時(昭和)は容姿が重要だったので、ちょっと早すぎたデビューだったかも。

YMO Rydeen(1978/09)

いまでは小学校の運動会の定番ソングだが、当時はメッチャ最先端でオシャレな楽曲でした。フュージョンとかクロスオーバーとか流行ってたが、シンセサイザーを取り入れたのはNHKシルクロード」の喜多郎より早かったしね。カーステレオから大音量で鳴らして窓全開でドライブがイケテル70年代でしたね。

もんた&ブラザーズ ダンシングオールナイト(1980/04)

あどけない顔なのにハスキーボイスというアンバランスさが魅力でジャンルも既に絶滅したロック歌謡。お茶の間のテレビでこの曲が流れると一気に夜のキャバレーの雰囲気になるという破壊力を秘めた楽曲でしたね。

大橋純子 シルエットロマンス(1981/11)

大学生の頃にこの歌を聴いた俺は「そうか!女性は俺がグイグイ来るのを待ってるんだ」と気が付き、結局ウザがられる原因を作った名曲。その後の女性遍歴の迷走につながってしまう訳だが、俺は結構モテるんだと気づかせてくれた楽曲でもあります。

なぜかURL埋め込みができなくなったので、ここからはURL直リンクで。

岩崎宏美 聖母たちのララバイ(1982/05)

この歌を聴いたサラリーマンは「そうか!女性は俺が弱音を吐き甘えるのを待ってるんだ」と気が付き、結局ウザがられる原因を作った名曲。まぁ~、でもこんな女性が本当にいるなら結婚したいと思うのは致し方ないと言えなくもない。

西城秀樹 ギャランドゥ(1983/02)

西城さんの場合、「傷だらけのローラ」派と「ギャンランドゥ」派に別れるが俺は後者ですね。一部では男性のブリーフからはみ出した陰毛を根源とする腹毛を「ギャランドゥ」と呼ぶらしい。その反対語として女性のパンティからはみ出した毛を「ローラ」と呼ぶかどうか俺は知らない。

村下孝蔵 踊り子(1983/08)

今回は歌謡曲編なのでフォークは含んでない、フォーク編はまた別途アップするつもりだ。村下孝蔵の楽曲を歌謡曲とすることに異論がある方もいると思うが、キッチリしたスーツを着てる段階でフォークではないですね。でも「初恋」や「踊り子」などまさに昭和の名曲だと思う。惜しい方を亡くしましたね。

石川さゆり 天城越え(1986/07)

当時は歌謡曲、フォーク、演歌、洋楽を分け隔てなく聞いてましたね。特にこの「天城越え」は演歌でありながらドラマティックな展開で、石川さんのビジュアルと相まって一種恐ろしいような迫力がありました。最近、演歌は元気がないようだが頑張って欲しいもんですね。

田原俊彦 抱きしめてtonight(1988/04)

俊ちゃんは歌唱力がアレなので、全体的にアレな訳だが踊りはピカイチでしたね。特に30数年前にこのクオリティーですから俺も含め周囲がその凄さに気づいていなかったんですね。歌謡番組のカメラワークもそこはアップではなく引きでステップを映さないとと今では思えるんですけど。俊ちゃんは俺と同級なので頭皮の状態に気を付けてまだまだ現役で踊ってほしいです。

おしまい