わんぱく盛り「全力飯弁当」2種

4/20に国内の「かつや」104店舗で持ち帰り専用弁当が発売された。国内店舗数407店舗(2020/03現在)なので取り扱いは25%程となるようです。ネットで近所「かつや」を検索したところ取り扱い対象店だったので早速購入してみた。

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■生姜焼丼から揚げチキンカツ弁当 750円+税

その内容は生姜焼き丼、から揚げ2個、チキンカツ1枚、ナポリタン、千切りキャベツ、割り干し大根。全てが茶色に染まった弁当であり彩りなど微塵も考慮されていない質実剛健な漢飯。そもそも単独でメインを張れる主役級が3品盛り込まれ、タイガー・ジェット・シンのサーベル攻撃を躱し卍字固めを決めたアントニオ猪木にアブドラー・ザ・ブッチャーが地獄突きをしてるようなもんですね。生姜焼きが思いの外薄味で、他のオカズと同時に食べてもなんとか調和を保てるレベルを超えておらず弁当として成立している。

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ナポリタンから揚げチキンカツ弁当 750円+税

その内容はナポリタン、から揚げ2個、チキンカツ1枚、目玉焼き、千切りキャベツ、割り干し大根、白飯。当然ながらナポリタンが主役であり2口サイズの白飯は主食ではなく箸休めに甘んじている訳で。主役級のチキンカツとから揚げの双璧にナポリタンが並び立つことができるか次第で評価が決まる弁当。う~ん、要であるナポリタンが美味しくない。生姜焼きVer.のように箸休めの分量なら問題ないが、主食として口いっぱいに頬張り咀嚼すると焼きそばを喰ってる気分になる、ケチャップ味の薄皮をめくるとソース味が見え隠れしてるんですね。また、かつや公式のビジュアルではソーセージの輪切りが程よく混入してるが実食した個体は、この分量のナポリに対しソーセージ切れ端2切れのみでピーマンもどこかにお出かけ中。ナポリタンは外で食べるより自分で作るのが一番ですね。

わんぱく盛り「全力飯弁当」シリーズはこの2種の他に、回鍋肉Ver.豚玉丼Ver.が存在しているがコンプリは目指さないです。新型コロナが終息したら店内でゆっくりカツ丼(梅)とん汁付をいただきたい。

おしまい