ぴっきいちゃん 昭和弁当

2012年9月の記事だが、ぴっきいちゃん弁当箱について熱く語っている。ほぼ55年前、俺が幼稚園のころに使っていた弁当箱で記事を見るたびノスタルジーにかられていた。そんな訳でたま~に気が向いたらメルカリやヤフオクに出品されてないかチェックしていたのだが、12/18遂にヤフオクで発見!開始金額1,300円だったので確実に入手するため最高入札金額3,500円で入札。その後、競合は現れず1,300円で12/24に落札。

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実際、手に取ってみると思いの外小さい。ちょうど俺の手のひらサイズですね。55年前の弁当箱なので細かいキズや凹みはあるが状態はとてもイイ。ネット上にも数は少ないがコレアレなど画像はアップされているがプリントの状態は一番良好だ。

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眺めているだけで幸せな気分になれるが、せっかくなので幼稚園時代の弁当を再現してみたい。ただ、当時のおかずはまったく憶えていない訳で。俺の母親はあまり料理は得意ではなく、レトルトや冷凍食品も無い時代なので凝ったおかずはありえない。また、ブロッコリーミニトマトなど彩りとなる食材もまだ一般的ではなかったはず。時代考証の末、おかずはこんな感じに再現してみた。

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まずは鉄板の卵焼き、母親の卵焼きは砂糖入りの甘いモノだった。フライパンではなくテフロン加工されたNSメスティンで焼いたらクルクルと上手に焼けました。次に昭和弁当の90%に入っていたと考えられる魚肉ソーセージの油炒め。肉と言えば牛や豚よりクジラが一般的だったのでソーセージと言えば魚肉一択。メインはこの2つに決定なので後はキンピラゴボウやホウレン草のおひたし等が候補になるが、作るのがメンドクサイのでソテーしたピーマンでお茶を濁す。白飯にフリカケを振りかけて昭和弁当のできあがり。

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焼いた魚肉ソーセージにはマヨネーズを付けて食べたいが、当時マヨネーズが実家にあったか不明なのでそのまま食べる。まぁ~美味しいですよね。2012年9月から7年3ヵ月がかりのプロジェクトであったが「ぴっきいちゃん昭和弁当」は大成功ですね。

おしまい