正しい箸の持ち方チャレンジ


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出典:ココ

いままで黙っていたが2019年正月から密かにチャレンジしていたことがある、それは正しい箸の持ち方の習得。俺は恥ずかしながら58年間、掲載の画像のようにホンジャマカ石塚英彦さんと同じ持ち方をしていた。中指が下の箸の下部を支える状態ですね。まぁ~俺の箸の持ち方は正しくないことは小学校高学年で気付いていたが、特に不自由はないので放置した結果ですね。しかし、2019年10月から50代の無職オヤジとなるにあたり、会社というバックボーンがなくなるため個人の能力や品性を高める必要があると考えた訳で。そのために何をすべきか考えたときに正しい箸の持ち方を習得しようと想い至ったのであった。

まずは、ネットで正しい箸の持ち方を検索。上の箸を親指・人差指・中指で保持し、下の箸は中指の爪の付け根あたりで支える状態を視覚に焼き付け、ひたすらその状態を意識しご飯を食べる。2ヶ月程度で中指を下の箸から離脱させることに成功したが、下の箸がプラプラと心許無いため薬指の先を下箸に押し付ける状態に進化。食堂などで他人の箸使いを観察していると、この薬指の指先で下箸を固定する持ち方をする人々は25%程度存在してますね。次の段階は薬指の指先を箸から離脱させ、爪の付け根で下箸を底から支える形態に移行。だが、下箸は薬指に乗かってるだけなので、目玉焼きの白身を黄味から切り離すことや焼き魚をほぐす事が難しい。その結果、上箸を保持すべき中指をちょっとずらして下箸を上部から押さえつける形態に進化。この形態は正しくはないが見た目はほぼ正しく見えるんですね。この形態のまま3ヶ月経過し、まぁ~コレでイイかと妥協しそうになったがココで妥協すれば真の品性を獲得することはできない訳で。6月頃から中指は上箸の保持を徹底する訓練を開始し、親指のバランスが重要であることを発見する。唯一、親指が上下の箸を繫いでいる訳で、上箸と下箸を押さえる圧力を6:4に分散させることにより、中指を本来の位置に戻すことができる。この絶妙のバランスを指に染みこませる訓練を2ヶ月行い、7月末現在、正しい持ち方の習得に成功。この経験は大きいですね、還暦間近でも信念と努力で困難を克服できることを身をもって実証できた、オマエも諦めるな。

おしまい