平成最後の日に皇位継承問題を考える

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出典:FNNPRIME

現在の皇室典範での皇位継承は男系男子に限られており秋篠宮悠仁さまがご結婚され、男子が生まれない限り皇統は途絶えてしまう。初代「神武天皇」から第125代「今上天皇」まで受け継がれた血統を守り、皇位を次代に繫ぐことは行政府の最優先の使命。菅官房長官も令和になったら、この問題を慎重かつ丁寧に検討を行うと明言しており議論が本格化するでしょう。まぁ~議論と言っても側室制度の復活はあり得ないだろうから、実際は2択しかない。憲法ではなく皇室典範の改正だが国民のコンセンサスを得るため国民投票にすればイイと思います。

案1:女性宮家を創立し女性および女系男女を継承候補とする

旧民主党自民党内の非保守派イチオシの改正案で、令和の次の127代天皇愛子さま(女性天皇)。愛子天皇は民間人の男性とご結婚し男性が皇籍に入る。そして性別によらず第一子が128代皇位継承(女系天皇)。愛子天皇に子供ができない場合は秋篠宮文仁さまがご存命なら128代をワンポイントで継承し、次の129代は眞子さま、130代は眞子さまと民間男性(婿になり皇籍に入ることが条件)の第一子となる訳ですね。愛子さまが子供を3人産めば、男女に係らず3代分を確保できるので秋篠宮の出番はなくなるでしょうね。メリットは国民受けがイイこと位ですかね。デメリットの1つ目はかつて女性天皇は存在したが、女系天皇はおらず伝統に反する点。2つ目が一番の問題だが、愛子さま眞子さま、佳子さまが民間男性を婿に迎え女性宮家を創立し皇族に残る意思があるかと言うこと。秋篠宮の女性お二人は無理な気がする。まぁ~皇族には人権がないので婚姻の自由もない訳だから行政府が婿をとることを強要することも法的には問題ない(婿になる民間男性の婚姻の自由は無視)と思われるが、世間一般が許さないでしょう。女性皇族は他に3人いるため、女性宮家設立の可能性はあるが、いずれもご年齢は30才台であり法整備に時間がかかると皇位継承と言う意味では時間切れとなる確率が高い。

案2:旧皇族皇籍復帰を認める

安倍総理自民党内の保守派が推す改正案。戦後GHQにより皇室財産が接収されてしまい皇室の維持が経済的に困難となり、昭和天皇の兄弟である秩父宮高松宮三笠宮を残し11宮家が皇室を離脱。いま現在、旧7宮家に30~40才台の男系男子が15人位おり、それぞれが家庭を持ち子供を産んでいれば男系男子は30人程度いる可能性がある。彼らを皇籍に復帰させれば継承問題は一挙に解決。逆に継承順位の決め方で揉めそうですね。メリットは継承問題について案1より根本的かつ恒久的に解決でき、伝統にも反しない点。デメリットは男系男子であっても世間の荒波に揉まれトンデモナイ奴がいるかもしれないので身体検査を厳密に行う必要があり、皇族の数が一気に増えるので住居の確保や宮内庁職員の増員など税金がかかる点ですね。

俺は案2を支持する。何故なら旧宮家の竹田家には中国と韓国が大嫌いなYouTuberの竹田恒泰氏がおり、彼が天皇になったら面白そうだから。皇族は政治的発言をしてはいけないとされているが、ネットやSNSが不可欠な今の時代には無理がありますよね。公式の場では発言しないがSNSでは自由に意見を表明できてイイと思います。

おしまい