リタイア準備 退職年金制度改革説明会出席

1月30日(水)本社2F大ホールで10月1日から適用される退職年金制度改革制度説明会に出席。ざっと300名ほど参加しており全体で5回開催されるとらしい。弊社の退職金制度は役職ごとに付与ポイントが決まっており、そのポイントを積み上げて個人の退職金が年金基金にプールされている訳ですね。退職時プールされた総額の35%は必ず一時金で受け取る必要があり、残り65%を一時金か年金かを選択できる。今回の制度改革は65%部分がDB(確定支給年金)からDC(確定給付年金)に移行されることになるが、年金が終身から最長20年になってしまうため補填金が加算されるところがミソですね。会社は個人ごとの補填金をイントラネット上で通知しており、俺の場合は500万円以上。10月1日以降自動的に退職金に500万円以上が加算される訳で9月末リタイアと決めていた俺だが決心が揺らいでくる。会社は運用が個人責任となるDC(確定拠出年金)に移行し、会社の確定支給金を減らしたい訳なので新制度の魅力的な部分を強調してくるんですね。

旧制度(DB)の概要
企業年金は終身で受け取ることができ長生きリスクに備えることができる
・退職時に全て精算され、再就職先に退職年金を引き継ぐことができない
・今後、会社業績が悪化した場合、年金の減額や給付停止となる可能性がある

新制度(DC)の概要
・補填金が加算されるが、年金受け取りは最長20年となる
・再就職先がDCを採用していれば退職年金を全て引き継ぐことが可能
・個人の責任で運用するので会社業績と関係なく運用実績で受給可能

まぁ~結局、退職金全額を一時金で受け取るつもりでいた場合は自動的に数百万円が加算される訳で非常にラッキーな制度となる。また、金融リテラシーがあれば運用次第で2倍、3倍に退職金を増やせるのでヤル気のある社員にとってもイイ制度なのでしょう。俺は終身の年金が欲しいし金融リテラシーも無いので、やはり9月末に退職し確定支給年金(DB)を受け取るのが良いのであろうとは思う。まぁ~もう少し悩んでみます。

おしまい