10クローバーフィールド・レーン

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配給会社:パラマウント
公開年月:2016年6月17日
視聴方法:Amazon Prime Video(無料)

恋人と別れた女性ミシェルは車を運転中に事故に遭い、気を失う。気が付くと見知らぬシェルターの中で目を覚まし、そこには「君を救うためにここへ連れてきた」と話す見知らぬ男、ハワードがいた。ハワードは原因不明の物質で外気は汚染されており、シェルターの外の世界はすでに滅びたと主張し、ミシェルと男の奇妙な共同生活が始まるのだが。ところが、いつ終わるとも知れぬ日々を過ごしていくうちに、ハワードは命の恩人ではなく、監禁が目的のサイコパスなのではという疑惑が持ち上がっていく……。


NETFLIXでオリジナルコンテンツの「クローバーフィールド パラドックス」を視聴するための予備知識として、1作目の「クローバーフィールド / HAKAISHA」に続き2作目「10クローバーフィールド・レーン」を視聴。

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1作目はモンスターパニック映画だったが、2作目の本作「10クローバーフィールド・レーン」は一転して密室サイコスリラー。シェルターを支配する男ハワードは善意の救出者なのか、監禁することに快感を得るサイコパスなのかまったく判断がつかない。1作目HAKAISHAも撮影者のホームビデオの映像だけなので、撮影者と同じ情報しか与えられず正体不明のHAKAISHAの不気味さが増幅される。本作もシェルター内の情報しか与えられないので、外の世界が男の言う通り死の世界なのか、いつもの日常なのかミシェル同様に視聴者も葛藤する訳ですね。ある発見を機にミシャルは脱走を決意、ハワードの執拗な攻撃をかわしシェルターの外に脱出したミシェルが観たモノとは……。う~ん、1作目のモンスターを倒すため核爆弾を使用し、その放射能により大気が汚染された結果の2作目かと勝手に想像していたが、まったく関係ないですね。1作目を観なくても十分楽しめます。密室サイコスリラーから最終的にこうなるのがクローバーフィールドシリーズなのだと納得させられる映画ですね、振れ幅が大きくて結構面白いです。

おしまい