6名の宇宙飛行士が火星で発見した<未知なる生命体>。
彼らは知らない------。世紀の大発見が大惨劇を招くものになることを。それは、かつて火星を支配した、まぎれもなく宇宙最強の生命体。小さく美しく、無駄なモノが一切ない。”筋肉”と”脳”だけでできている。どんな状況でも生き続け、相手に合わせて進化する。最初のターゲットは人間。6人の宇宙飛行士。
う～ん、コレは？俺にとって宇宙の未確認生命体モノと言えば「遊星からの物体X」と「エイリアン」が基準な訳ですよ。1982年に公開された「遊星からの物体X」は切断された人間の頭から足が生え動き回ったり、「エイリアン」は内部から胸を突き破り飛び出し、ヌラヌラと粘液を垂らす訳ですよ。しかし当作品の<未知なる生命体>はクリオネの様でグロテスクさやいかがわしさが皆無。それがリアルだと言われればそうかもしれないが、インパクトに欠ける。また、宇宙飛行士の対処も訓練されたエリートとは思えないお粗末さ。エンディングもう～ん、次回作があるならそれに期待しよう。
おしまい
