昨晩PM9:00に消灯した照明がAM4:00に自動で点灯、目が覚めると11人の男たちのむさ苦しい寝姿が。う～ん、朝から観たくない光景だ。布団に入ったまま昨晩購入しておいたカップ酒「秩父錦」をグビリグビリ朝酒を楽しむ。
AM5:15から朝食、献立は塩シャケに生たまごと味付け海苔、たくあんと梅干しにフリカケ、ご飯と味噌汁。昨年同様塩シャケが脂がのっており美味しい、1杯目のご飯はシャケとフリカケ、2杯目のご飯はTKGと味付け海苔で平らげる。う～ん、夕食のハンバーグよりコッチのほうが断然美味しい。朝酒の「秩父錦」を飲み干す。
AM6:10に朝日が顔をだし、山荘全体が光に包まれる。う～ん、山の朝は清々しくて何度でも味わいたいですね。身支度を整えトイレを済ませ、パックを炊事小屋にデポし空身で雲取山山頂(標高 2,017m)を目指す。雲取山荘の標高が1,830メートルなので朝っぱらから187メートル登らないといけない、AM6:40に最後のアタック開始。
既に1日目の登山で痛めつけられた心肺と太腿の筋肉が悲鳴を挙げる。ハァハァ～ゼイゼイ息が苦しい。鴨沢ルートだと山頂経由で山荘に到着なので、2日目は山頂をパスしてまき道で下山できるので非常に楽なのだが、三峰ルートは最後にこの苦行が待っているのだ。ヨレヨレになりながらAM7:05になんとか山頂に到着。
今年新たに建てられた記念塔で記念撮影、後ろには富士山も観えてますね。HMNや登山部3度目の雲取山アタック成功です、標高年たる記念の年に頂上に立つと感慨深いものがありますね。
山頂の登山者は同世代から若干上の中高年ばかり、特におばちゃんが多い。体型的にも普通のおばちゃんなのだが、標高2,017メートルに登ってきている訳でおばちゃんの体力って侮れないですね。人手不足の産業界はおばちゃんの有効活用を真剣に考えるべきであろう。
AM8:00にデポしておいたパックを回収し雲取山荘を出発、一番歳は若いが体力的に劣る俺は次第に遅れ始める。
芋ノ木ドッケ手前で野生のシカ親子と遭遇、親シカはルート脇で悠然と餌を食べており、我々を気にする様子もない。奈良県人と違いシカになれていない埼玉県人はちょっと怖い。「おい！通るからな！」「こっちに来るんじゃねーぞ！」とビビりながら親シカの横をすり抜ける。小鹿のバンビちゃんはつぶらな瞳で不思議そうに我々を見ている。カワイイですね。
ここから写真は無い、とても写真を撮る余裕がなかった。白岩山を越えた坂を下っている最中に突然、太腿の筋肉が痙攣しだし制御不能となってしまった。気を抜くとストンっと尻もちをつきそうになってしまう。なのでゆっくり慎重に手で木や岩を掴み体を支え三峰神社駐車場を目指す。会長とYMST氏には迷惑をかけてしまった、申し訳ない。次回山行までには体を鍛え直します！
三峰神社を下った処にある道の駅「大滝温泉」で天然温泉に浸かり壊れた筋肉を癒し、運転手のYMST氏にスマヌスマヌと謝りながらビールを飲み「冷そば＆片わらじカツ丼セット 1,200円」のランチをいただく。秩父名物の「わらじカツ丼」はカツが2枚ないと成立しないのだが、「片わらじ」と表記することによりその難題をクリアしている。う～ん、流石は秩父、蕎麦が美味しいです。
PM5:00地元に無事帰着、いつものとおり「幸楽苑」で反省会を行う。
ドタキャンし自宅待機中だったMKT部長も合流し、大いに反省してもらう。俺的には今回の登山が今までで一番きつかった、やはり順調に歳を重ね体力が落ちてますね。また、下りでの太腿痙攣は体重が重すぎることが原因だろう。減量もがんばらないといけないですね。
減量すると誓いながら冷酒をグビグビ飲み、〆は期間限定「五目あんかけラーメン」甘めの餡がラーメンに絡んで美味しい。
最後はこれも恒例のMKT部長から「ごめんなさいアイス＆ロールケーキ」を奢っていただきフィニッシュ！
2日目の出費
・三峰神社駐車場代 510円
・皆野寄居有料道路 420円
・温泉利用料3名分 2,100円
・ビール、コーラ代 810円
・片わらじ丼セット3人分 3,600円
・関越花園IC～大泉 1,860円
・外環自動車道 750円
・ディーゼル代17.8L 1,797円
・反省会費用(幸楽苑) 9,358円
合計 21,387円
総合計 53,737円
会費 18,000円x3名 54,000円
次回繰越金 263円
おしまい
乗鞍岳(標高 3,026m)
