ディート30%配合虫よけ

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「ムヒの虫よけムシペールα30」を購入しました。これからの季節、虫よけスプレーおよびかゆみ止めは必須ですよね。特に今夏の製品は虫よけスプレーの歴史上エポックメイキングな製品となるためブログに記録しておくことに。虫よけの有効成分がアメリカ陸軍によって開発されたディートであることは周知のとおりだが、神経毒と同じ成分を含むとか乳幼児に対する安全性に懸念があり、日本国内ではディートの含有量は最大12%までしか認められていなかったわけですね。ところが2016年のリオオリンピックでは蚊が媒介する小頭症の原因となるジカ熱が流行し、国内においても2014年に約70年ぶりにデング熱の国内感染が確認され、マダニのウイルスによる「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」による死亡例も相次いだ。今後は更なる温暖化によりハマダラ蚊が媒介するマラリアの国内感染も時間の問題であろう。さすがに厚生労働省もこれはマズイと2016年6月15日に「30%ディートを配合する虫よけ剤か15%イカリジンを配合する虫よけ剤を開発して、2016年7月1日から20日までに認可の申請をすれば、通常半年間くらいかかる審査を2~3か月に短縮して9月30日を目途に承認します」との通知を発出した訳ですね。まぁ~厚生労働省にしてみればディートの危険性より蚊やマダニが媒介する感染症の方がより差し迫った脅威であると判断した訳だ。

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希望小売価格: 950円(本体価格880円)
鈍器販売価格: 613円(本体価格568円)
医薬品分類  : 第2類医薬品
内容量   : 60mL
特徴:虫よけ成分国内最高濃度配合の虫よけ剤です。「虫よけ成分(ディート)」が30%配合されていますので、忌避効果がしっかり5~8時間持続します。本格的なアウトドアなど、より効き目にこだわる方におススメです。 
効能:蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ツツガムシの忌避


これまでの虫よけはムヒのディート12%配合が国内最強で他メーカーの製品はほとんどが10%未満であったが、この通達を受け各メーカーが製品開発に取り組みディート30%配合の虫よけが今夏ラインナップされたのである。まぁ~、昨年まで国内最強であったディフェンディングチャンピオンのムヒを選んでおけば間違いないであろう。ちなみに海外ではディート98.1%(製品名 REPEL100)も販売されているらしい。

おしまい