平日・地元・独り酒

本日(3/16)は所用のため会社を早めに退社し地元に戻り所用を済ませたが、このまま帰るといつもより40分早く自宅に着いてしまう。まぁ~せっかくだから飲みにいきますか。「平日・地元・独り酒」のシチュエーションだと「やっちゃば」しかないでしょう。PM19:20ごろ入店したが、既にほぼ満席。残り少ないカウンター席をなんとか確保。相変わらずの人気店だ。

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着席と同時に「清酒2合 650円」を燗でオーダー。燗酒と一緒に届いたお通しは「ホタルイカの酢味噌和え 200円」丸々と太ったホタルイカを奥歯でプチっと噛みしめれば、ジュワっとキモがほとばしる。酢味噌の甘酸っぱさとキモのコクが混じりあい、ボイルされた目玉がシコシコと心地よいアクセント。200円のお通しでこのクオリティー、う~ん素晴らしいですね。

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本日のサービス品「ねぎトロ 300円」通常価格500円から200円引き、これは頼むでしょう。量も2人前と言っても遜色ないくらいたっぷりで、さっぱりとしたマグロの脂にネギの香味。それを人肌の燗酒で流し込めば舌にじんわりと旨みの余韻が。う~ん、酒もイイが白飯が欲しくなる、美味しいです。

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入店すると同時にチェックしていた本日のおすすめから満を持して「ホヤ塩辛 300円」をオーダー。この店は宮城県人のソウルフード「ホヤ」がなにかしらのメニューで常備されているのが嬉しい。

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ホヤ特有のギュっとした渋みが塩辛にされることによりマイルドになっているが、発酵による旨みが加わり酒の肴として極上。口中で燗酒と混じり合うとホワっと海の香りが鼻腔を抜けていく。あまりの至福に思わず逝ってしまいそうになる。

カウンターの左隣りは還暦オーバーのオヤジ、紙が赤茶けた20年以上前の漫画単行本を読みつつ、焼酎の水割りのグラスを傾けている。右隣りは最初は会社の上司と部下と思ったが、漏れ聞こえる会話により親子と判明。お互いスーツを着た親子がカウンターで杯を交わしつつ語らい、イイ雰囲気だ。会計は税込み1,550円で滞在時間は35分、納得のいく独り酒であった。

おしまい