もしスーツを買うならば

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2月27日(月)、公開Webサイト責任者のY女史からある一部上場企業の本社で3月7日に打ち合わせを行うので同席するよう要請されたのだ。打ち合わせへの参加はそれ自体は問題ないのだが、これは無理だと直感した。なぜなら俺はスーツを持っていないのだ、流石にノーネクタイはマズいだろう。持っていないというか社会人になってからスーツを買ったこともない、ふざけたサラリーマンなのである。なので、3月7日は北関東は水が合わないとか、方角が悪いとかゴネにゴネて代わりに課長に行ってもらうことに。あ~、よかった。傍若無人な俺だが流石にスーツを持ってないから行けないとは社会人として言えないですね。

会社はメーカー系列の普通の会社で営業職の方は当然スーツ姿だが、俺は社内IS関連の部署が長いので外部の方と会う機会は少ない。会う場合でもベンダーの方がほとんどであり、こちらが発注元なので格好はあまり気にしなくてイイ環境。大学4年生の時に就職活動用にスーツを購入、そのスーツで社会人1年目を過ごし、2年目からは紺のブレザーにボタンダウンシャツにグレーのスラックス。3年目からシャツがポロシャツ、パンツはチノパン。4年目からポロシャツのスソがパンツの外に飛び出し、ほぼ完成形に至る。昇格試験の役員面接など社内的にフォーマルな場面では、ネクタイだけ絞めて普段は着用しないユニホームを着てその場をしのいできた訳ですね。現在はエディーバウアーかL.L.Beanのシャツにグラミチのクライミングパンツ、冬ならその上にMontBellかSIERRA DESIGNSのダウン、L.L.BeanのフリースジャケットかアビレックスN-3Bフライトジャケットを羽織る。なのでサラリーマンになってから冠婚葬祭用の礼服以外はスーツを買ったことがないし、ネクタイも20数年買ってない。ホントふざけた話だが仕方がないのである。

このままいくとスーツを買うのは息子か娘が婚約し、先方の親御さんとご対面する時くらいだろう。なので、この辺でスーツを買う場合のシミュレーションも必要かもしれない。まぁ~俺くらいになるとブランドはトラッドの老舗である「Brooks Brothers」「NEWYORKER」「J.PRESS」のどれかになる。「Brooks Brothers」はボタンダウンシャツの襟のロールの形状が好みではなく却下、「NEWYORKER」はシルエットが細身で窮屈そうなので俺には合わない。やっぱり「J.PRESS」に決定。成人式のスーツも「J.PRESS」だったし、社会人になってから購入したステンカラーコートやダッフルコートも「J.PRESS」なのである。

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ペピンメリノサキソニー スーツ
\74,520 (税込)

幅広い年齢層にオススメのベーシックスーツ。これまでウール×ポリエステル素材での提案であったシリーズですが今期よりはウール100%素材へと切り替え、よりクオリティ高き商品を提案します。J.PRESSのモノポリー原料であるペピンメリノ種の羊毛をより細番手の2/80に紡績し、後加工にはペーパープレス加工という日本では希少な加工方法をとることで、しなかやかで上質な光沢感のある生地に仕上げております。
スーツはオーソドックスなスタイルのチャコールグレーで決まり、スラックスのスソはシングルが王道なのだろうが敢えて4.5cmのダブルでトラッド感を強調。


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ネクタイはシンプルにネイビーとシルバーのレジメンタルタイ(\10,260 税込)。靴はリーガルのウイングチップ(¥33,480 税込)、まぁ~こんな感じですかね。トータル120,000円くらいですか?安いですね、30年前はもっと高かった気がするがデフレが進んでいるのだろう。あとはカミさんが買ってくれるかだが、スーツもネクタイも買わないコスパのいいサラリーマンなので、これくらいは許可してくれるだろう。まぁ~息子、娘が独身のままならば結局買わずに終わる訳ですが。

おしまい