anchor wareのU.S.NAVY マグカップ

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本日(01/20)の朝食は「さんまのかば焼き丼」炭で炙ったような香りもありGood!メスティンやアルミポットで炊いた飯にはシンプルなオカズがイイかもしれない。食後のインスタントコーヒーを愛用のマグカップで飲む。このマグカップ1984年頃に雑誌「ポパイ」に米軍放出品として紹介されており、カッコいいなぁ~と思っていた。そしたら偶然、仕事で沖縄に行く機会があったので米軍基地近くの放出品を扱うショップでマグカップ2個、ソーサー2枚を購入。それから30数年が経過し手元に残っているのはマグカップ1個のみ。

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Amazonで「パイレックス マグカップ」で検索すると同じカップが現在でも購入は可能。1970~1980年代のデッドストックということで価格は3,000円~4,000円前後で結構イイお値段。ところが今回、Blogの記事を書くにあたりマグカップをマジマジと観察したのだが、俺のマグカップパイレックス製ではないようだ。てっきりパイレックス製だと思い込んでいた。

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カップの底には読みずらいのだが「USA OVEN-PROOF ANCHOR WARE」と刻印されておりPYREXの文字は一切見当たらない。早速「ANCHOR WARE」をググったところ骨董的価値があるミルクガラスのファイヤーキングを作った会社「アンカーホッキング社」のようだ。Wikipediaによればファイヤーキングのロゴを使用した商品は1976年に製造が終了されているらしく、俺のマグカップはそれ以降に製造されたモノと推測される。

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それでは何故、パイレックスファイヤーキング違うブランドなのに同じデザインのマグカップが存在しているのだろうか?ネットでも明確な答えは見つからなかったが、このカップの材料、規格、デザインは発注元のU.S.NAVY(アメリカ海軍)が管理しており、各メーカーはその仕様どおりに製造し納品したのであろう。だから別ブランドで同じデザインのマグカップが存在している。うん、おそらく間違っていない。

ネットでググるとほとんどがパイレックス製、ひょっとしてファイヤーキングのDNAを受け継ぐ俺のマグカップは貴重品かもしれない。欲しい人がいれば3万円で譲りますが(笑)ちなみにミルクガラスの再現に成功した日本企業が2011年に「ファイヤーキングジャパン」を設立しファイヤーキングブランドの新品を販売していますが、それとは歴史の重みが違う。

おしまい