ESCAPE RX3 肉汁うどん@吉川「風布」

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本日(8/11)は平日の休みなので久しぶりにIKEAブレックファストにESCAPE RX3で出かける。AM9:45にレストラン到着、メインに「マッシュポテト グレービー 129円」ブレッドは「チョコデニッシュ 99円」に「ドリンクバー 120円」IKEAカード提示でデニッシュは170円が99円の会員価格になったが、平日半額のドリンクバーは通常の120円のまま。本日はお盆期間でホリデー設定のようだ。

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客層も家族連れやカップルが多く4割り程度の入り具合。みんな茨城県や千葉県、足立区から自家用車で来ているのだろう。夏休みを楽しんでいってくださいね。

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「マッシュポテト グレービー」はイケアのフードマーケットで売られているインスタントマッシュポテトにグレービーソースがタップリ添えられフライドオニオンがトッピングされている。日向臭いインスタントのマッシュポテトが幼少の頃のポテトサラダを懐かしく思い出させる。50年くらい前、当時としては珍しくOLとしてフルタイム働いていた母親は忙しかったようで夕食のポテトサラダはインスタントのマッシュポテトがスタンダード。フレーク状のポテトをお湯で戻しマヨネーズと混ぜるのを手伝っていたものだ。グレービーソースもこれと言った特徴のない凡庸とした味だが、フライドオニオンがカリッと芳ばしく好いアクセントになっている。そこそこボリュームがあるし129円(税込)ならお薦めできる。

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ドリンクバーの苦いヨーロッパコーヒーを3杯おかわりしてからIKEA店内を物色。いずれ息子を追い出し北側の6畳洋室を我が個室とすべく準備中なのだ。くつろげるソファーと自転車とアウトドア道具に釣り道具が収納できる棚が必需品。ターコイズブルーの合成皮革2用ソファーと無垢のパイン材のでかい棚がイイ感じ、候補に加える。

次に越谷レイクタウンに向かい、湖畔でノンアルビールを飲みまったり。昨年に比べレイク周辺は建売住宅が雨後の筍のように乱立してますね。新しく造成された居住区と日本有数の商業施設を併せ持った街で人間関係をいちから構築できる若いファミリーにはイイ街だと思います。ランチはレイクタウンのフードコートに逝ってみたが流石に混雑してますね。さてどうしたものか?地元に戻るか、あらたに開拓するか?とりあえず中川を渡り北斗晶が住んでることで有名な吉川市を物色。

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吉川は「なまず」推しで町おこしを行っている。駅前にはゴールデンなまずのモニュメントが設置され、市内にもナマズやウナギの川魚料理店が数多く存在する。そのなかでも「糀家」は店構えに伝統と品格が感じられ料亭の佇まい。私のようなモノがランチで利用できる訳もないが一応逝ってみる。やっぱり店先にメニューや値段がでていない重厚な店は入れないですね。せっかく来たので観察してたら旧い瓦造りの屋根で通常は鬼瓦があるところに魚を発見。一見して波に揉まれる鯛かと思ったが、川魚の老舗で鯛はないであろう。すると鯉か?鯉の滝登りか!さすが格式のある料亭ですね鯉瓦とは珍しい。で、ランチですがFaceBookの地元コミニュティーの情報から評判の良い吉川のうどん屋に決定。糀家から3.5Kmほど距離があるようだが、ESCAPE RX3なのでまったく問題なし。

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吉川の田んぼのなかにポツリと存在するうどん屋風布 Foopu」ここは自動車か自転車でないと来れない辺鄙な場所ですね。でも店構えはなんとなくお洒落で店名も垢抜けた感じがします。サイクルラック完備も好印象。

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入店してすぐ右側に食券販売機、じっくり観察するがまずはネット情報でイチオシの「肉汁つけうどん 中盛 750円(税込)」をポッチと。jazzが流れる店内のキャパは良好で4人~6人掛けテーブルが5~6卓にカウンターが6席。カウンターは既に4席埋まっていたがお一人様なので迷わずカウンターに着席。食券を渡してからうどんを茹で始め10分ほどでサーブされた。

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うぅ~ん、間違いなく旨いヤツですね。ビジュアルと香りで確信する。

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つけ汁は熱々でカツオ出汁のイイ香りを俺の周辺にまき散らしている。具材は豚肉と油揚げにネギ、非常にシンプルながら丼ぶりの底にびっくりするくらい豚肉が沈んでおり、程よく火が通ったシャキシャキのネギもタップリ。一口汁を啜るとカツオ節に豚肉のコクと脂の甘味が加わり醤油汁として東関東エリアの完成形と思われる。

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茹でたて締めたてのうどんはみずみずしい、もっちりとコシが強く噛みしめると小麦の香りが口中から鼻に抜けていく。う~ん、うどんはあまり詳しくないが讃岐より水沢に近い気がする。

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完成形のつけ汁とうどんのマリアージュ。ただ浸して啜っただけだとちょっと味が薄く物足りないが、うどんと共に汁や具材を程よく口中に含めばイイ塩梅でとっても美味しい。食べ手のセンスとテクニックを問ううどんなのですね、う~ン深い。うどんが無くなるのと同時に汁も完食。旨かったが根元的な不満も残る、それは汁が最初は熱々だが冷水で締めた麺を食べ進む間にぬるくなってしまうこと。つけ麺の宿命であるが私がつけ麺系をあまりオーダーしない理由もココにある。次回は温かい「かけ汁うどん 並盛 450円」に「ちくわ ごぼ天 150円」を試してみるつもり。いずれにしても自転車海苔には積極的にお薦めできる良店です。

おしまい