今後の自転車生活を考察してみる

2015年2月8日現在、私の自転車生活はほぼGIANT ESCAPE RX3に依存している。クロスバイクのユーティリティーと汎用性によりRX3があれば事足りる状態なのである。ビアンキアンコラとビリオンリオネルは埃をかぶったまま放置状態、果たしてこのままでイイのだろうか?所謂会社人として定年までのカウントダウンを迎えた今、自転車生活を再考し断捨離してみることが必要かもしれない。とりあえず現状保有している自転車は以下の3台、どれも思い入れがあり大切な相棒だ。

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ビアンキアンコラ
標準価格:137,700円(税別)
変速段数: 前3段後7段
重量  : 12.7kg
ホイール: 700×28C
私が自転車生活をスタートさせた初号機、お金をかけキャンピング仕様にカスタマイズしており一番愛着がある。でも出番は今のところほぼ無い。

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ビリオンリオネル
標準価格:82,000円(税別)
変速段数: 前2段後5段
重量  : 9.2kg
ホイール: 20inch
ロードバイクに匹敵する走行性能を秘めたミニベロ。スタイリッシュな外観と大口径フロントハブが自転車海苔なら思わず注目する知る人ぞ知る国内メーカーのプロダクツ。ハイポリッシュ仕上げの美しいフレームとディープリムのスタイリングがただのポタリング車ではない事を主張している。

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GIANT ESCAPE RX3
標準価格:55,000円(税別)
変速段数: 前3段後8段
重量  : 10.5kg
ホイール: 700×28C
安価でありながらクロスバイクとしての性能は他メーカーの追随を許さぬ完成度を誇る台湾の巨人。一度乗ればそのユーティリティーの虜となりあらゆる生活シーンで活躍する相棒となる。

上記3台の自転車を踏まえたうえで今後の自転車生活を考察してみる。体力は坂道を転げ落ちるように低下していく(現在も転げ落ち最中)のは紛れもない現実。60才定年を迎え自転車キャンプ旅にでかける頃には体力と肝臓はボロボロの可能性がある。そうなると次善の策として浮上するのが列車を利用した輪行であろう。輪行とはコンパクトに収納した自転車を列車に積み込み、目的地近郊の駅で下車しそこから自転車で目的地に向かう他力本願でありながら自転車旅の一形態として認知されている方法。この場合、いかに簡単に自転車をコンパクトに収納できるかがカギになる。達人クラスは700Cのロードバイクでも数分で収納袋に収めることができるらしいが、私は無理。であるなら初めから折り畳み機能を持ったフォールディングバイクこそが今後の自転車生活に必要なモノではないだろうか。フォールディングタイプは分野として確立しており以下の3プロダクツがメジャーであろう。

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標準価格:160,000円(税別)
変速段数: 3speed
重量  : 11.4kg
ホイール: 16inch
大英帝国が誇るフォールディングバイク界のトラディショナルですね。そのスタイリングからも分かる通りスピードを求めた自転車ではなく、フォールディングの機能とコンパクトさを追及した逸品。リーガルのコインローファーが似合う自転車ですね。

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BD-1 STANDARD
標準価格:161,000円(税別)
変速段数: 9speed
重量  : 10.6kg
ホイール: 18inch
ブロンプトンと双璧をなすフォールディングバイク界の雄。ブロンプトンとは対照的に攻撃的なスタイリングで走行性能は9Speed、18inchと相まってしょぼいロードは即座に置き去りにするであろう。だが、収納サイズはブロンプトンの2割り増し、残念。


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KHS F-20RA
標準価格:210,000円(税別)
変速段数: 20speed
重量  : 9.8kg
ホイール: 20inch
この自転車はフォールディングでありながらお値段とスペックはまさにロードバイクブルホーンハンドルが戦闘能力を体現しているようだ。2014モデルから収納機構もかなり改善されているようでまさに羊の皮を被った狼。


一番欲しいのはディスタンスとスピードは求めないと言っておきながらKHS F-20RA。ブルホーンハンドルとスタイリングが美しいですね。でもキャンプツーリングには最も不向きな自転車であろう。標準装備でフロントバッグやリアキャリアが充実しているのはブロンプトン、現実問題として私の利用目的に適しているのはこの自転車である。税抜き価格160,000円、退職金で自分へのご褒美ですかね。

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HONDA FTR 250
標準価格:390,000円(税別)
変速段数: 5speed
重量  : 128kg
ホイール: 不明
街中でも、ダートでも扱いやすい、スリムなボディー。爽快なライディングを実現する、軽やかな吹け上がりの単気筒エンジン。気軽にまたがり、アクティブに走りまわれる。それがストリート・トラッカーFTR。

最終的に自転車が辛くなったらオートバイでツーリングキャンプ。一応中型免許を持っているので400ccまでなら運転可能。このFTRは車検が不要な250ccでファットタイヤ搭載のロードもラフもいける自転車で言えばシクロクロス。カラーもアンコラを思わせるチェレステ(空色)、カッコイイですよね。このバイクにリアキャリアを取り付け防水仕様のコンテナを搭載しレザーのサイドバッグを取り付ければソロキャンプツーリングに何時でもいける。最後はやっぱこれかもしれない。

おしまい