2014-11-27 柴田 哲孝 - デッドエンド 読書感想文 #読書 『デッドエンド』柴田 哲孝 発売:2014年05月23日 販売:双葉社 定価:1,700円+税 笠原武大は、妻を殺害した罪で無期懲役が確定し千葉刑務所に服役中。監視システムのメンテナンス情報を得た笠原はその機に乗じ脱獄に成功する。大胆な動きで警察の追手をかわしながら、「あるもの」を手に入れた笠原。だが彼が目撃したのは、自分の娘が誘拐されたというニュースだった。身一つで脱獄した男が、愛娘を救うために立ち向かう――! 東京大学卒の元経済産業省の役人でIQ172の知能を持つ笠原武大は妻殺しの罪で千葉刑務所に服役していたが脱獄に成功する。何故、笠原は脱獄したのか?笠原が入手した「あるもの」とは?誘拐された娘の安否は?彼は本当に妻を殺したのか・・・謎がテンコ盛りのまま、公安警察やストイックなわりに雇い主の命令に従順なスナイパーや間抜けな誘拐犯が入り乱れクライマックスをむかえる。。。ジャンルとしてはハードボイルド、そこに複数の謎をちりばめ、エンディングもまぁ~悪くはない。だが、緊迫感というかスピード感なのかGroove感が足りない。自腹で購入せず図書館で借りて通勤電車で読むならお薦めです。 おしまい