HMNや登山部 雲取山にチャレンジ(その1)

HMNや登山部は結成半年の歴史の浅い社会人山岳会であるが、涸沢トレッキング(プロジェクト名:ピンポンダッシュ)、女体山ピークハントと実績を積み上げてきたわけで、名声にコダワるつもりはないのだがアルピニストとして「最高峰制覇」の肩書が欲しくなってきた。だから我々は目指す「都内最高峰 雲取山」を。

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10/26(日)AM4:00にMKT部長、TKHS副部長、YMST氏、私の登山部フルメンバーが集合。東京外環道の大泉JCTを経由し関越自動車道の花園ICで一般道に降り秩父方面にひた走る。AM7:30に三峰神社駐車場(標高1,046m)にYMST氏の愛車マツダCX-5を滑り込ませ、2日分の駐車場代(1,020円)を支払い、途中のコンビニで調達したオニギリとカップみそ汁で朝食を摂る。AM8:10にいよいよ「最高峰制覇」に向けた第一歩を踏み出したのであった。

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第1ポイント:炭焼平(標高1,328m)
駐車場を出発し50分で炭焼平に到着、樹林の中の登山道なので眺望はまったく効かずダラダラした上り坂が続く。

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第2ポイント:霧藻ヶ峰(標高1,523m)
終盤の急坂を登り切り地蔵峠を経由し秩父宮親王両殿下のレリーフの前を通過して霧藻ヶ峰に到着。ここの霧藻ヶ峰休憩所は三峰ルートで唯一飲み物や軽食の補給が可能、でも平日は閉まっているそうなので注意が必要。休憩所の前は眺望が開けており眼下に燃える紅葉と空の青のコントラストが素晴らしい。さらにこれから稜線を超えていく白岩山が眼前にど~んとそびえ立ち、これからコレを登るのかとゲンナリした気分になる場所でもある。

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第3ポイント:お清平(標高1,460m)
急激な下り坂を降り切った鞍部が「お清平」、せっかく稼いだ標高を吐き出してしまうことに。三ツ峰ルートは「霧藻ヶ峰」「白岩山」「雲取山」と稜線を縦走するコースなのでアップダウンが激しくそれなりにハードなコース。

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第4ポイント:前白岩の肩(標高1,776m)
「お清平」から300mの標高を一気に登るポイントでルート一番の難所と思われる、岩登りや鎖場が出現し初心者はルートを見失う恐れもあるかもしれない。

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第5ポイント:白岩小屋(標高1,761m)
朽ち果てた避難所と思われる小屋が建っている。中を覗くと命に係る緊急事態以外はお世話になりたくない雰囲気。小屋前のベンチでお湯を沸かしカップヌードルの昼食を摂る、山で食べるカップラーメンは格別ですね。

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第6ポイント:白岩山(標高1,921m)
ここも結構な急登ですね、みんな腕を組んで(なぜかこうすると楽、体の軸がぶれないからでしょうか)もくもくと登ります。各自がゼェゼェ~と喘ぐ息とMKT部長の熊鈴の音だけが響き渡る。

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第7ポイント:芋ノ木ドッケ(標高1,946m)
ドッケとは「突起」が訛った言葉らしく芋ノ木が茂った尖った場所と言う意味らしい。そもそも芋ノ木がよくわからん。ここから大ダワまで切り立った斜面をトラバースするルートで、なんとなく日本っぽくない雰囲気があり歩いていて楽しい。

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第8ポイント:雲取山荘(標高1,846m)
PM2:40に本日の宿泊場所「雲取山荘」に到着。山での行動はPM3:00までが原則なので雲取山ピークハントは明日の朝の予定。まずは冷たいビールで咽喉を潤すこと以外、何も考えられないHMNや登山部メンバーであった。

その2へ続く