HMNや登山部 涸沢トレッキング第三章

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2014年7月27日(日)涸沢ヒュッテ到着~就寝

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涸沢ヒュッテ(1泊2食 9,500円)に到着した時点ではまだ曇っていたが、受付を済ませ部屋(区画)に荷物を置き、憧れのテラス席に座ったころには急速に天気が回復し青空が見えてきた。山の神は我々の努力を見ていてご褒美をくれたようだ。涸沢カールがドォ~ンと目の前に広がるテラス席でおでん(600円)と生ビール(800円)を囲む幸せ、早速乾杯し至福の瞬間が訪れる。心地よい疲労と絶景と冷たいビールで声も出ないですね、ひたすら幸せの余韻に身をゆだねる。ここからは美しい絶景をただご覧ください。

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後で写真を見るたび技術の無さが悔しく悲しくなる。涸沢トレッキングはこれで終わりではなく最終的には奥穂高のピークハントも視野に入ってきたので、それまで写真の技術を磨きもっとイイ写真が撮れるようになりたい。

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ここからは涸沢ヒュッテの内部を紹介します。

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ここが我々に与えられた区画「キリンソウ」5人分の布団が敷けてカーテンで仕切ることができる。我々3人の他に小学生の男の子を連れたお父さん親子。この子は幸せですね、私も小学生の頃にこの経験と景色を見せられていたら今とは違う生き方をしていたかもしれない。

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実際に布団に寝るとこんな感じ。ゴールデンウィークや紅葉の時期は布団一客に3~4人が寝るらしい、想像しただけでおぞましいですね。

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受付カウンターの横は小じんまりとした売店。絵葉書や手ぬぐい、ピンバッチなどほぼ全品は涸沢ヒュッテオリジナル商品だ。ヘルメットやアウトドアガス、ナルゲンボトルも売られておりイイ雰囲気。

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2階から見た1階の食堂、PM17:00から夕食が食べられるらしいが整然と並んだ食卓からは凛とした清潔さが感じられる、天井のランプもイイ雰囲気を醸し出している。

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PM17:00から夕食をいただく。本日の献立はメインはハンバーグとサバ味噌煮の最強ツートップ、トップ下はガンモの含め煮。スーパーサブとしてカマボコを海苔で巻いた揚げものに野沢菜漬け、ゴボウサラダ、キャベツ千切りとトマトがサイドを固めている。ご飯と白菜の味噌汁はおかわり自由、塩分は濃い目だが山の食事としてはイイ塩梅の味付けだ。ご飯と味噌汁を2杯おかわりし満足のいく食事であった。

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夕食が終ると特にやることも無いので、まだ明るいが布団に入る。PM19:00には3人とも夢の中であった。

第四章につづく

ここで悲しいお知らせです。本谷橋(標高1,800m)付近においてトレイルショーツのポケットの中で水没したスマホ(Nexus5)はテラスで十分乾かしたのだが蘇ることはなく逝ってしまいました。今回の成功はこの尊い犠牲の上に成り立っていることを肝に銘じたいと思います。