HMNやポタリング同好会 竹ノ塚親子丼ランチ


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私のなかでドンブリ界における親子丼の地位はかなり低い。ドンブリ界のみならず家庭料理においても同様だ。鶏肉と玉葱を刻みダシ醤油と砂糖で煮て、溶き卵を加えれば完成という安易さ故に手間をかけたくない時のやっつけ料理感が否めない。その工程の単純さゆえ、工夫を加えるポイントもあまりなく毎回単調でそれなりの味になってしまう、ちょっと残念な料理。
本日のポタリングはHMN会長プレゼンツ、足立区竹ノ塚親子丼ツアー。なんでも親子丼界のチョモランマ、人形町の名店「玉ひで」で修行を行った主人が作る「つくね」と親子丼が評判とのこと。私のなかの親子丼イメージをぶち壊すガツンとした旨い親子丼に期待。

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いつものルートではなく八条橋で中川を超えたら左折し草加駅前に向かい、49号線を左折し国道4号線に合流したら正午前に竹ノ塚駅前の「鳥の王様」に到着。HMN会長が用意周到に予約を入れてくれていたので小上りに通される。

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ランチメニューはワンコイン(500円)からあるのですね。HMN会長はTVショーで見て美味しそうだった「唐揚げ丼 500円」、YMST氏と私は「親子丼(大) 800円」をオーダー。メインが出来上がるまで「タレつくね」と「梅じそわさびつくね」をつまみにノンアルビールを飲ります。軟骨のコリコリした歯応えがよくジューシーだがさっぱり食べられ美味しい。

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左の「唐揚げ丼」は千切りキャベツが敷き詰めらたご飯の上に甘塩っぱいタレがかかった唐揚げが5個、さらにマヨネーズと黄身、海苔がトッピングされたパワーどんぶりだ。右の「親子丼」はトロトロの卵の海に小島のような鶏肉が見え隠れしており、中央のま~るい黄身はサンライズが如くその存在を主張している。

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実食。火の通し方が絶妙なのだろう、卵はトロトロなのに部分的に程好く固まったところもあり甘辛いダシがよく絡み、中央の黄身を崩し口中に頬張れば黄身のコクと甘味が増幅される。卵は柔らかいのにダシをしっかり受け止め、下方の白飯部分はその本来の白さを保っている。ここ重要なポイントですね、ダシやタレが白飯に染み込みすぎグズグズとなったドンブリは最悪。ここの親子丼はかなり理想に近いドンブリで親子丼のMDR(My DONBURI Ranking)は牛丼をかわし5位に浮上したのであった。

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食後は都営舎人公園でまったり、初めてきたけどなかなか良い公園ですね。

おしまい